ティーチングの師匠

お別れの会が行われた宝塚ホテル内には、歓談の席も設けられていて、そのお部屋には、島田先生の遺品や、思い出の品の数々が展示されていた。

その席では、久しぶりに会った人たちと、まさに「お久しぶり～」とか、「元気にしてた？」「今、どこにいるの？」「何してるの？」「レッスンって難しいねぇ～」なんて話をしつつ、名刺交換やら、携帯電話の番号を教え合ったりした。

昔（宝塚ゴルフ倶楽部の研修生でいた頃）、お世話になっていたのに、すっかり御無沙汰をしてしまっていた方に、ご挨拶をすることもできた。

そんな中、ティーチングプロ資格取得の講習会で講師をなさっている、西川貴祥先生にもお会いすることができた。（添付写真）

西川先生には、ティーチングプロになるためのテストを受け出した頃、よく淀川の河川敷に在るゴルフ場で、みっちりとしぼってもらった（笑）。
干からびそうに暑い時期、凍えそうに寒い時期を問わず…（笑）。

「あか～ん、もう１球打ってみぃ～！」「そんなんするから、ミスになるんや～」「こうやって打たんかぁ～！」とか、よく怒られたけれど、先生には、ゴルフに対する考え方を、非常に柔軟にしてもらったと思っている。

明るくてユーモアの有る先生で、ティーチングプロになってからも、お会いすれば、”ティーチングのためになるお話”をたくさん聞かせて下さる。
今日も、暫し時間の経つのを忘れるくらい、話し込ませて頂けた。

…懐かしい再会、有難い再会。

『お別れの会』だったけれど、こちらの歓談会場は、島田先生を偲んで集まった人同士の再会や出会いの場と化していて、とてもにぎやかだった。
でも、多分、島田先生は、その様子を、天国からニコニコと見ておられたような気がする。