イギリスのロイヤルバークデールGCで開催されていた、『全英女子オープン』。
韓国勢の勢いは止まらず、全米女子オープン優勝のバーディー・キムに引き続き、ジオン・ジャンが、-16で優勝した。
日本から参戦の、宮里藍さんは-7で11位、不動裕里さんが-6の15位で、共に、来年の出場権(15位タイまでの選手)を手にした。
…レッスンの空き時間に、スポーツ新聞数紙で、この『全英女子オープン』の記事を読んだ。
あるスポーツ新聞には、宮里藍さんは、予選ラウンドで同組だったアニカ・ソレンスタム選手から「波の無い精神状態」を学び、「静かな気持ち」でのラウンドを心がけたというようなことが書いてあった。
また、違うスポーツ新聞には、パットの名手のポーラ・クリマー(アメリカ)が、グリーン上で、サンドウエッジでパットの練習をしているのを見て、宮里さんも練習してみたことが書いてあった。
サンドウエッジの“歯”(リーディングエッジ)で、ボールを転がすには、(ボールの)芯に当てなければ、絶対に真っ直ぐにいかない。
「藍には、ボールを左に置き過ぎるクセがある。ボールの正しいポジションを確認するためにも、藍にはこの練習をさせる」との、宮里さんのお父様である優氏のコメントも掲載されていた。
パットの練習を行う際、基本となるのは、ボールの芯をパターのスイートスポットに当てること。打ち抜くこと。
ボールの直径は、約43mm(ゴルフ規則では、42.67mm以上でなければならないと記されている)。
対して、パターのヘッドの分厚さ(上下の幅)は、40mmもないものがほとんど。
ボールの直径の方が大きい。
…と言うことは、パターのソールを地面すれすれにストロークしたのでは、ボールの芯にパターのスイートスポットは当たらない。
ボールの直径と自分の使用しているパターの分厚さを比較して、地面からどれくらい“浮いたところ”を通過させれば、ボールの芯にパターのスイートスポットが当たるかを確認しておいた方が良い。
大抵のパターの場合、地面から数mm“浮いたところ”を通過させるくらいで、ボールの芯に当たる。
この基本をより明確にするために、ポーラ・クリマーは、あえてパターではなく、サンドウエッジを使用して練習していたのではないか…?
コースの練習グリーン(天然芝の上で)で、サンドウエッジを使用してパットの練習をすることは、マナー上も、万が一のダフリを考えても、お勧めできないが、練習マットの上でなら、こういう練習を行ってみても良いのでは。
ボールの芯を打ち抜く感覚の体得や、ストロークのチェックにもなると思う。
…この練習、面白そうだと思う方は、是非、行ってみて下さい。
くれぐれも、練習マットの上でね…
韓国勢の勢いは止まらず、全米女子オープン優勝のバーディー・キムに引き続き、ジオン・ジャンが、-16で優勝した。
日本から参戦の、宮里藍さんは-7で11位、不動裕里さんが-6の15位で、共に、来年の出場権(15位タイまでの選手)を手にした。
…レッスンの空き時間に、スポーツ新聞数紙で、この『全英女子オープン』の記事を読んだ。
あるスポーツ新聞には、宮里藍さんは、予選ラウンドで同組だったアニカ・ソレンスタム選手から「波の無い精神状態」を学び、「静かな気持ち」でのラウンドを心がけたというようなことが書いてあった。
また、違うスポーツ新聞には、パットの名手のポーラ・クリマー(アメリカ)が、グリーン上で、サンドウエッジでパットの練習をしているのを見て、宮里さんも練習してみたことが書いてあった。
サンドウエッジの“歯”(リーディングエッジ)で、ボールを転がすには、(ボールの)芯に当てなければ、絶対に真っ直ぐにいかない。
「藍には、ボールを左に置き過ぎるクセがある。ボールの正しいポジションを確認するためにも、藍にはこの練習をさせる」との、宮里さんのお父様である優氏のコメントも掲載されていた。
パットの練習を行う際、基本となるのは、ボールの芯をパターのスイートスポットに当てること。打ち抜くこと。
ボールの直径は、約43mm(ゴルフ規則では、42.67mm以上でなければならないと記されている)。
対して、パターのヘッドの分厚さ(上下の幅)は、40mmもないものがほとんど。
ボールの直径の方が大きい。
…と言うことは、パターのソールを地面すれすれにストロークしたのでは、ボールの芯にパターのスイートスポットは当たらない。
ボールの直径と自分の使用しているパターの分厚さを比較して、地面からどれくらい“浮いたところ”を通過させれば、ボールの芯にパターのスイートスポットが当たるかを確認しておいた方が良い。
大抵のパターの場合、地面から数mm“浮いたところ”を通過させるくらいで、ボールの芯に当たる。
この基本をより明確にするために、ポーラ・クリマーは、あえてパターではなく、サンドウエッジを使用して練習していたのではないか…?
コースの練習グリーン(天然芝の上で)で、サンドウエッジを使用してパットの練習をすることは、マナー上も、万が一のダフリを考えても、お勧めできないが、練習マットの上でなら、こういう練習を行ってみても良いのでは。
ボールの芯を打ち抜く感覚の体得や、ストロークのチェックにもなると思う。
…この練習、面白そうだと思う方は、是非、行ってみて下さい。
くれぐれも、練習マットの上でね…
やってみましたが、ボールの転がり具合がどんなときが一番いいかよく判らないです。きっとパターと同じような転がりをした時がよいのだと思うのですが...
トップすると勢いよく飛び出し、打点が下だと浮き上がる様に感じましたが、どうでしょうか。
こんばんは!
コメント、ありがとうございます!
クラブの中で、一番リーディングエッジの”とがっている”サンドウエッジで、ボールの”赤道”をヒッティング。
フェースが”面”になっているパターで”赤道”をヒッティングするより、難易度は高くなります。
また、”赤道”に当たっていないと、ミスが顕著に現れます。
トップすると勢いよく飛び出し、ボールの”赤道”より下でヒッティングすると、浮き上がってしまいます。
このどちらでもいけなくて、リーディングエッジで、きっちりとボールの”赤道”をヒッティングできた時だけ、ボールは真っ直ぐ、パターで打った時のように転がります。
世界のトッププロも、基本に忠実に、色んな工夫をしながら練習しているものですね。
これからも、自己ベスト更新を目指して、頑張って下さいね!