山崎豊子さん

作家の山崎豊子さんが、お亡くなりになりましたね。

山崎さんの著書は、テレビドラマや映画に釣られるようにして、
私も、『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』などを読ませていただきました。

山崎豊子さんの本を読みはじめると、必ずと言っていいほど、私は、睡眠不足になりました。

それほど、興味深くて、長編だけれども、読んでいるのが苦痛にならず、眠いのも忘れて読み入ってしまうくらい、引き込まれたのだと思います。

山崎さんの執念が、行間から滲み出ているような小説が多く、「カッコイイ女性だな」と言うような印象でした。
徹底的に取材をして、たくさんの人にもお会いになり、膨大な資料を山積みにして書いておられるのだろうな…
言う事が、小説を読んでいて、よく分かりました。
この「中途半端でない感じ、軟弱でない感じ」が大好きでした。

もう一度、読みたいと思う小説。
時間ができたら、読みたいと思っている小説が多いです。

…ファンとして、ご冥福をお祈りしていたいと思います。