ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

私に教えてくれた先生は…

2010年08月05日 | ゴルフ理論…私の見解
今期のレッスンで練習して頂いている、「肩甲骨を動きの起点として、腕を振る」「“ひねり”と言うか、スパイラルな動きでスイングを作る」など、これらのことは、私自身が考えたことではなくて、ティーチングプロになるための講習会で学んだことでもなくて、実は、あるトレーニングの先生に教わったこと。 その先生にスイングを見てもらったのは、阪神大震災のすぐ後くらいだったので、もう随分前の話になる。 その時は、「先生のおっしゃるようにクラブを振れば、何故、身体がスムーズに動くの???」と、不思議なだけだったが、自分自身がスイングを教える立場になり、そのために色んなことを考えたり学んだりして行くうちに、改めて、先生が教えようとして下さっていた身体の使い方やスイングって、やはり“すごく良い”と思うようになった。 だけど、今、皆さんにレッスンさせて頂くにあたり、この先生が私に教えて下さった通りの“手順”は踏んでいない。 “物真似”や”受け売り”になるから踏まないのではなくて、踏めないのだ。 何故か? 私は、先ず、この先生のところのジムで、あるマシンを使ったトレーニングで身体を動かし、そのトレーニングをした時の感覚を身体に残したまま、スイングの練習に入ったから。 なので、「いくら良くても、あのマシンが無いと、このスイングを体感して頂くことは無理…」と思っていた時期も有った。 だけど、色々考えているうちに、やっぱり“あのスイングが良いんだけどな…”と思うようになり、「どうすれば、”あれ”を教えられるか?」を考えて、策を練って、今期のレッスンとなっている。 マシンは無いけど、“たどり着けるところ”は、同じにして行きたい。 昨日のブログに書いた『円月殺法素振り』を行って頂くと、「イチローも、バッターボックスでこういう仕草をしますね」とおっしゃる方もいらっしゃる。 私も、「イチロー選手の、バッターボックスでのルーティン」をブログに書いた。 何故、ゴルフスイングなのに、いきなりイチロー選手が出て来るのか?(笑)
ちょっと、不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれない(苦笑)。 理由は…。 私が、この先生のところで使ったマシンを、イチロー選手も使っているから…なのでしょう…多分…(笑)。 蛇足だが…。 この先生に教えて頂く前の、私のスイングは、かなり手首を使い、”左の壁”を意識する、腕力に頼らざるをえないような、今にして思えば、かなりアウター・マッスル(表面上の筋肉)を使うスイングをしていた。 だから、怪我になったのだと思う。 一度、痛めた箇所は、痛みが再発する可能性も高いだろう。 あのままのスイングであれば、私は、”故障続き”のゴルファーになっていたかもしれない…と本当に思う。 先生に、感謝。 そして、今は、個人的に、スイングを説明するにも、「手首を使ってコックを作る」とか「左の壁を意識する」などの”表現”が、大嫌いです(笑)。 「身体、痛そう…」って、”体験者”だからこそ、そう思います。

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