ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

反逆児でしょうか!?

2013年11月13日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
ゴルフスイング体操によって、私が目指したものは、
身体の機能や構造に即した練習法の模索と、
そして、「ポジショニング」からの脱却でした。

現在のゴルフスイング指導法の主流となっているのは、スイング中の各部の動きを示すポジショニング。

テイクバックで、グリップエンドは、おへそを指し、
左腕が水平まで上がった位置でグリップエンドは地面を指す
…などといった“あれ”です。

大抵、アドレス、テイクバック、バックスイング、トップ、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュ
での説明が多い。

ですが!
スイングをそんなに細切れにして説明されても、
各部の位置を、いちいち意識しながら、果たしてスイングは構築されて行くのでしょうか?

スイングは、テイクバックをはじめたら、どこかで止まることの無い一連の動きです。
全身の筋肉の動きの繋がりも有ります。

さらに、脳からの指令の関連も有ります。

この関連のことを説明するのに、私は、よく「ジョギングしながら計算できますか?」を例に挙げます。

2+3+1+2=?
と言うような、ごく簡単な計算でも、ジョギングしながらでは解きにくい。
走っている最中に、この問題を解けと言われたら、足の動きが止まりそうになりませんか?
足が、もつれそうになります。
これは、実際にやってみなくても、ご想像いただけるのではないでしょうか?

ポジショニングによって、ゴルフスイングを指導しようとしている人たちだって、
スイング各部の動きを詳細に説明した後、じゃ、自分も、そのポジショニングをよく意識して打ってみましょう…としても、そんなに、いくつものスイング各部の位置を意識しきれていないはずなんです。

もしも、意識して振っている、全ての位置を明確に意識しながら振った、
そして、その結果、振りやすかったという人がいれば、ウソをついているか、ヤセ我慢をしているだけです…(*´艸`*)

あるいは、意識できたと錯覚しているか…ですね…(^x^)

1回のスイングを20秒くらいかけて行なうなら、各ポジショニングをしっかりと意識することはできるでしょう。

でも、それが2秒間となると、意識できる箇所は、せいぜい2ヶ所。

このことは、先のジョギングしながら計算問題を解くという例から考えても、分かるのではないでしょうか?
人間は、誰しも、頭を働かせながらでは、身体は動きにくくなるのです。

ジョギングではなく、ダッシュだったとしたら、なおさら計算問題は解きにくい。

これは、指導者であっても、プロであっても同じこと。

…でも、
それなのに、
現在のゴルフスイング指導法は、ポジショニングから脱却しきれていないですよね。

スイングは、ものの2秒間で終わる動き。
その2秒の間で考えることができるのは、
2+3=5
1+7=8
4+6=10
程度。

計算だけならともかく、ジョギングしながらでは、この程度だろうな…です。

だったら、ポジショニング以外の指導法を考えないといけないですよね?

…と言うことで、ポジショニングからの脱却と、人体の機能に即すことを課題として指導法を考えれば…
私の場合、
ゴルフスイング体操になりました…ということです…(◆'з`b)b

ま、現段階でポジショニングに異論を唱える私は、異端児や反逆児かもしれないんですけどね…(^^;)

あ、児じゃなくて婆か…ブハハハハ (≧∇≦)

と、自虐は、これくらいにしておくとして…Σ(|||▽||| )
ポジショニングであれ、なんであれ、たとえ、上手くボールをヒッティングできるクラブの動かし方であったとしても、
「その時、身体の内側は、どう動く?」ってことを考慮しておかないといけないのではないかなぁ?って、そう思います…(。・Д・。)ノ


…頑張ろう!ゴルフスイング体操!…└( ̄◇ ̄*)┘!!

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