以前に買っで読んだ石井直方先生の『痩筋力』を、再び読んでいます。
↓
読んでいると、下記のような一文が載っていました。
『マシントレーニングは、使う筋肉が少なくなってしまうというデメリットがあることを忘れてはなりません。
………
マシントレーニングでは、基本的に、ひとつのマシンでひとつの筋肉しか使われないのです。
それならば、たくさんのマシンを使えばいいのではないか、と思われるでしょうか。
確かに、30種類のマシンを使ってトレーニングをすれば、30種類の筋肉を鍛えることになる。しかし、時間もかかるし、第一、体の中にある筋肉の総数を考えると、30種類は、ほんの一部にしか過ぎません。体の中にあるたくさんの筋肉は、前にも述べたように、通常の動作の中では連動して動き、それぞれがいろいろな働きをしているのですから、一部の特定の筋肉だけを鍛えるというのは、危険なことでもあります。』
この部分、私も、全く同感。
感覚的に「イヤだ」と思ったことが、そのまま文章になっているような気さえしました。
筋肉を大きくして、“見た目”をたくましくするのが目的ならば、一般的なマシントレーニングも良かれ…なのでしょうけど。
「この筋肉にピンポイントで効かせるためには、こういうフォームで!」と修正されるのがイヤだった。
上から下に重いものを引き下げる際に動く全ての筋肉の同調整が、そういう修正をされることで阻害されるような気がしたからです。
ひとつの動きをおこなう際に動く筋肉は複数。
その複数の筋肉の動きの同調整を引き出すことや、動く順を良くして行くことで筋出力をアップさせる。
こういうことが、マシントレーニングで各部の筋肉を鍛えるより先に大事なことじゃないかな?と思う。
…上記の文章は、「ここ、全く、同感!」と思ったので引用しましたが、
これに限らず、最近の全体的なトレーニングの傾向として、「こういう方向」に流れてきているのではないかなぁ?という気がしています。
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読んでいると、下記のような一文が載っていました。
『マシントレーニングは、使う筋肉が少なくなってしまうというデメリットがあることを忘れてはなりません。
………
マシントレーニングでは、基本的に、ひとつのマシンでひとつの筋肉しか使われないのです。
それならば、たくさんのマシンを使えばいいのではないか、と思われるでしょうか。
確かに、30種類のマシンを使ってトレーニングをすれば、30種類の筋肉を鍛えることになる。しかし、時間もかかるし、第一、体の中にある筋肉の総数を考えると、30種類は、ほんの一部にしか過ぎません。体の中にあるたくさんの筋肉は、前にも述べたように、通常の動作の中では連動して動き、それぞれがいろいろな働きをしているのですから、一部の特定の筋肉だけを鍛えるというのは、危険なことでもあります。』
この部分、私も、全く同感。
感覚的に「イヤだ」と思ったことが、そのまま文章になっているような気さえしました。
筋肉を大きくして、“見た目”をたくましくするのが目的ならば、一般的なマシントレーニングも良かれ…なのでしょうけど。
「この筋肉にピンポイントで効かせるためには、こういうフォームで!」と修正されるのがイヤだった。
上から下に重いものを引き下げる際に動く全ての筋肉の同調整が、そういう修正をされることで阻害されるような気がしたからです。
ひとつの動きをおこなう際に動く筋肉は複数。
その複数の筋肉の動きの同調整を引き出すことや、動く順を良くして行くことで筋出力をアップさせる。
こういうことが、マシントレーニングで各部の筋肉を鍛えるより先に大事なことじゃないかな?と思う。
…上記の文章は、「ここ、全く、同感!」と思ったので引用しましたが、
これに限らず、最近の全体的なトレーニングの傾向として、「こういう方向」に流れてきているのではないかなぁ?という気がしています。