ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

オリンピックと田中さん

2006年02月01日 | ゴルフの空 その1
今日から、2月…この前行ってきた沖縄が、プロ野球のキャンプ地のメッカになっている。
あれから、沖縄は、暖かさを取り戻しただろうか?

そろそろ、春の気配?
春と言えば…花粉症?!
普段は、風邪をひいても1日で治るくらい元気なのだが、この時期だけは…
マスク姿で、レッスンさせて頂くかもしれません。ス・ミ・マ・セ・ン…。
あんまり、ひどくならないと良いのだけれど…。

また、今年の2月は、トリノ五輪。
オリンピックと言って思い出すのは、北京五輪のシンクロナイズドスイミングで、小谷実可子さんとペアを組んで銅メダルを獲得なさった田中京さんのこと。
LPGA主催の講習会にいらしたことが有り、私も受講した。
講習会の案内が来た時、小谷さんのことは覚えているけれど、その隣にいらした田中さんって、どんな人だったけ??
と、とても失礼ながら思い出せなかった。
でも、この田中さんの講習会、記憶に、はっきりくっきり残るくらい、面白かった!!
色々受けた講習会のうちでも、5本の指に入るくらい。
話の面白さだけなら、ナンバー1だったかも。
今は、スポーツメンタルカウンセリングの分野でご活躍なさっている田中さんだが、「この人のようなカウンセラーについてもらうと、誰でも明るく元気に前向きになれるんじゃないか?」と思わせる人だった。
オリンピック選考会の前、練習の厳しさによる疲労とプレッシャーで、暫く電車のホームに立ち、「このまま電車に飛び込んだら、ラクになれるんだろうな…」なんて思ったことを正直におっしゃっていた。
でも、ふとおなかがすいていることに気付き、「はぁ~、おなかすいた」と、急いで家に帰った…と言う、”オチ”がつくのが、この人らしい。
また、小谷さんと比較されて、小谷さんにだけスポットライトが当たっていたことに、嫉妬していた時期が有ったことも隠さずおっしゃっていた。
そのことが、清々しく潔いと思った。

…ライバル達を押しのけて、それで手に出来る五輪への切符。
日の丸を背負って、日本中の期待を一身に受けながら、出場する。
そのプレッシャーは、背負ったことの有る人にしか分からない程、重いものなのだろうな。
10日から始まるトリノ五輪。
2月の楽しみのひとつである。

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