ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

肩甲骨の動く方向

2012年11月25日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
『スイング体操』を思い付くまでに考えたこと。
本日は、「その3」ですかね。
昨日の続きです。

腕の振りを安定させるためには、
腕を安全に振るためには、
体幹からのパワーをスムーズに腕に伝達するためには、
胴体の動きと腕の振りを一致させるためには、
また、全身の筋肉の繋がりを良くするためには、
色~んな「…ためには」のためには(笑)、
肩甲胸郭関節の動きは、非常に重要であると思った。

そして、肩甲骨自体の動きは、こういう色んな矢印の方向に動くのだが、



この部分を『関節』とみなして良いのなら、この矢印の向きが、言わば「入れ混ざったような動き」も有りだよねって思った。

どういうことかと言うと…、
肩甲骨自体の動きには、
挙上(オレンジ色の上向きの矢印)、下制(オレンジ色の下向きの矢印)、
外転(紫色の背骨から離れる矢印)、内転(紫色の背骨側に近付く矢印)、
上方回旋(白色の上向きの矢印)、下方回旋(白色の下向きの矢印)、
が有るのだが、
全く、この方向にしか動かないのではなく、入れ混ざったような動きも出来る、
この方向にしか動かせてはいけないのではなく、入れ混ざったような動きを行なってもOKなんだろうな…と思った。

考えてみれば、どんなスポーツを見ても、くっきりとした外転や内転、上方回旋や下方回旋のみで腕を動かす競技なんて少ないのですがね…。

でも、「行なっても安全な身体の動きで、スイングを構築する」ことが第一の目標であれば、「こういう動きは行なっても大丈夫なのか?」を検証しておかなければなりません。

ここでも、また、『肩甲胸郭関節』によって、肩甲骨の動く方向は、「入れ混ざりも有りなんだ」と思う事が出来ました。

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