暖かくて良いお天気になったので…
さきほど、ベランダの掃除をしてると、
クック…って啼きながら一羽のハトが飛んできた。
一瞬「ワッ…」って、驚いたけれど、
人間の気配を察したら、逃げて行くだろう…
と思い、暫く、私は、掃除の手を止めて、そのハトを静観していた。
だけど、そのハトは、クックッて啼くものの、
なかなか飛び立たないし、逃げて行きそうにない…。
逃げないどころか、人間の私が、すぐ側にいると言うのに、
私のことなど、全く気に留める様子も無く、
我が身の毛づくろいをしはじめた。
「なんと人間慣れのしてるハトなんだ…」と思って、
そぉ~と近付いてみると、
ハトは、やっと、私に気が付いた…ような素振りを見せた。
気が付けば「驚いて、飛んで行くだろう」と思っていたのに、
まだ、飛んで行かない。
私が手を伸ばせば、捕まえられるぞ…って位置まで近づいても、
まだ、飛び立たない…。
ベランダをトコトコと歩くのみ…。
そして、ハトは、私をジッと見た。
ハトと眼が合った。
ハトがクックッと喉を鳴らした。
ので、私も、クックッと啼いてやった…(笑)。
それでも、まだ、飛び立たないハト…。
「いやに人間慣れしているハトだな。
もしかすると、誰かに飼われていたハトなのかな?
それとも、どこか怪我をしているために、飛び立てないのかな?」…と思った。
でも、暫くしたら、また、そのうちに、どこかに飛んで行くだろう…と思い、
「おいおい、そこにフンを落として行っちゃダメだよ」と、ハトに告げて…(笑)
私は、掃除を中断して、部屋に入った。
部屋に入って暫くすると、
そのハトは、ベランダの窓ガラスを、くちばしや前脚で、コツコツと叩き始めた。
えぇ~、このハト、私を呼んでる!?
何か、エサでもあげてみようかな?
ハトが食べられそうな食材は?
と考えて探し、オートミールを小皿に乗せて、
ベランダに持って行った。
そうすると、ハトは、そのオートミールをくちばしでつつきはじめた。
なんか、人間慣れしている野良猫のようなハト…。
私は、このようなハトに出会ったことは無かったけれど、
もしかすると、ハトも人間社会に住み慣れて、野良猫化しているのだろうか?
このハトは、単に、その中の一羽なんだろうか?
と、人間に差し出されたオートミールをつついているハトを見ながら思った…。
少し食べたら、
おなかがいっぱいになったのか、
それとも、まずかったのかは、分からなけれど、
ハトは、また、元気よく大空に向かって飛び立って行った…。
そして、その姿を見ながら、私は、
「ハトよ、人間からエサをもらうことを覚えちゃいけない。
自然界に生き、自分の力でエサを取る、たくましい力を無くすな」と思ったのでした。
…あのハトが、また、我が家のベランダにやって来る日は有るのだろうか?
さきほど、ベランダの掃除をしてると、
クック…って啼きながら一羽のハトが飛んできた。
一瞬「ワッ…」って、驚いたけれど、
人間の気配を察したら、逃げて行くだろう…
と思い、暫く、私は、掃除の手を止めて、そのハトを静観していた。
だけど、そのハトは、クックッて啼くものの、
なかなか飛び立たないし、逃げて行きそうにない…。
逃げないどころか、人間の私が、すぐ側にいると言うのに、
私のことなど、全く気に留める様子も無く、
我が身の毛づくろいをしはじめた。
「なんと人間慣れのしてるハトなんだ…」と思って、
そぉ~と近付いてみると、
ハトは、やっと、私に気が付いた…ような素振りを見せた。
気が付けば「驚いて、飛んで行くだろう」と思っていたのに、
まだ、飛んで行かない。
私が手を伸ばせば、捕まえられるぞ…って位置まで近づいても、
まだ、飛び立たない…。
ベランダをトコトコと歩くのみ…。
そして、ハトは、私をジッと見た。
ハトと眼が合った。
ハトがクックッと喉を鳴らした。
ので、私も、クックッと啼いてやった…(笑)。
それでも、まだ、飛び立たないハト…。
「いやに人間慣れしているハトだな。
もしかすると、誰かに飼われていたハトなのかな?
それとも、どこか怪我をしているために、飛び立てないのかな?」…と思った。
でも、暫くしたら、また、そのうちに、どこかに飛んで行くだろう…と思い、
「おいおい、そこにフンを落として行っちゃダメだよ」と、ハトに告げて…(笑)
私は、掃除を中断して、部屋に入った。
部屋に入って暫くすると、
そのハトは、ベランダの窓ガラスを、くちばしや前脚で、コツコツと叩き始めた。
えぇ~、このハト、私を呼んでる!?
何か、エサでもあげてみようかな?
ハトが食べられそうな食材は?
と考えて探し、オートミールを小皿に乗せて、
ベランダに持って行った。
そうすると、ハトは、そのオートミールをくちばしでつつきはじめた。
なんか、人間慣れしている野良猫のようなハト…。
私は、このようなハトに出会ったことは無かったけれど、
もしかすると、ハトも人間社会に住み慣れて、野良猫化しているのだろうか?
このハトは、単に、その中の一羽なんだろうか?
と、人間に差し出されたオートミールをつついているハトを見ながら思った…。
少し食べたら、
おなかがいっぱいになったのか、
それとも、まずかったのかは、分からなけれど、
ハトは、また、元気よく大空に向かって飛び立って行った…。
そして、その姿を見ながら、私は、
「ハトよ、人間からエサをもらうことを覚えちゃいけない。
自然界に生き、自分の力でエサを取る、たくましい力を無くすな」と思ったのでした。
…あのハトが、また、我が家のベランダにやって来る日は有るのだろうか?