ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

5ラインズメソッド

2015年03月29日 | 『GETエクササイズ(R)』
ゴルフスイング体操の下敷きとなる理論に『5ラインズメソッド』という名称を付けました。

この『5ラインズメソッド』の、5本のラインとは、このラインのことです。



肩甲骨のうちの肩甲棘をクルッと動かせてみてください。



手の向きが変わるのが分かりますよね?

次は、寛骨の脇にある腸骨をクルッと動かせてみましょう。

足の指先までもが動くのが分かりますよね?



そして、骨盤の真ん中にある仙骨をクルッと動かせてみましょう。

その動きにつられて、脊柱までもが動くのが分かりますよね?



これらの動きを使って、色んな風に身体を動かせてみましょうとするのが、『5ラインズメソッド』を基に構成する『GETエクササイズ』です。

なので、『GETエクササイズ』は、これらのラインを使って、全身の動きの連動性を引き出して行くエクササイズと言えますね。

スポーツの動作は、ほんとんど何でも、全身運動です。

ゴルフスイングも、もちろん全身運動。

だから、肩甲骨とか骨盤とか、脊柱とか、どれかひとつではなく、
全てが上手く動き、さらに、全身の動きとしてコーディネートされた方がいいんですよね。

そして、『5ラインズメソッド』の考え方、および『GETエクササイズ』は、これらの回転軸をゆっくり小さく動かしはじめること。

これは、関節の周辺に付着していて、関節を安定させるために働く筋肉に対するアプローチ。

いきなり、激しく大きく動かすと、身体の表面上に付着している筋肉が、グワッと動く。

そうすると、関節を支えるために付着している筋肉が、その動きに耐えられなくなり、言わばビックリして、関節を安定させる暇なく動かされてしまう。

そうなると、関節の安定性が損なわれ、結果、関節や関節付近で、不具合が起きやすくなる…と言うことです。

だから、筋出力を安全におこなうには、関節を支えるために付着している筋肉に、先にアプローチしてから、筋出力の大きな筋肉に仕事をさせた方が良いのです。

身体中のほとんどの関節は、そのような仕組みになっていると思っていて、いいでしょう。

そして、特に、腕を激しく振るスポーツの場合は、ここを知っておくことも大事。

肩のゼロポジション。

肩のゼロポジションで、上腕骨を回転させる際は(『ゴルフスイング体操 DVDブック エクササイズ11』)、肩甲骨の関節窩と言うところに、上腕骨の骨頭が、ちゃんとすっぽりはまっているようにしておこないましょう。



肩関節(肩甲上腕関節)は、360度回転する、可動性の大きな関節。

…だから、ゴルフスイング体操は、ほぼ全て『肩のゼロポジション』からスタートするエクササイズにしてあるのです。

そして、このエクササイズの特徴は、やっぱり『GETエクササイズ』にも引き継ごうと思っています。(´∀`)



…以上、本日のブログは、『GETエクササイズ』のことを考えながら書いたブログなのでした。(へдへ)
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