昨日目にしたニュースの中で、「子供の足の裏が変形してきている(足の指が曲がっていたり、土踏まずが無かったり)。なので、何か工夫をしながら、子供たちに歩かせるようとの試みがなされている」と報じられていた。
このニュースを見て、「そう言えば、外で元気良く走り回っている子供の姿を、見かけないな…。最近の子供たちは、どこで遊んでいるのだろう?」と思った。
外に出れば、車が走っている。
車が走る道路で、子供が縦横無尽に走り回って遊んでいたら、轢かれる可能性も有るから、危ない。
親も、そんなところでは遊ばせないし、車にとっても迷惑なことになる。
だからと言って、子供同士が鬼ごっこでもして、自由に走り回って遊べるような場所があるかと考えれば…。
近所を見渡してみても、猫のひたいほどの公園が、申し訳程度に設置されているだけ。
「この広さでは、子供が自由に走り回るには、狭すぎる。子供の自由に走り回りたい欲求を満たしてあげるには、この公園の数倍の広さは要る」と思える。
宝塚市内を流れる武庫川の河川敷は、車が通らないし、子供が自由に走り回るにも、充分な広さは有る。
だけど、そこを活用している人は、ワンちゃんの散歩をしている人か、ウォーキングやジョギングをしている”大人”が多い。
たまたま、私が見かけていないだけかもしれないが、キャーキャー騒ぎながら、走り回っている子供を見ない。
車が走りやすい道路は整備されたけれども、それに伴うかのように、子供たちの好奇心を満たすような自然や、走り回れるスペースが減少した…ように感じられる。
本来、子供は、昨日のニュースで報じられていたように、”歩かせる工夫”なんぞさせなくても、”走り回る”ものではないだろうか?
子供の頃に、野山を駆け回ることによって培うことのできる体力やバランス感覚、運動神経などは、大人になってから、その分を挽回しようと思っても、なかなか獲得できるものではないと思う。
子供の頃に自然の中で走り回って得られたものは、体力などの点において、その子自身の財産になる。
また、最近の若い人たちは、電車とホームの間にできる隙間を、怖く感じるのだそうだ。
そして、実際に、その隙間に、自分の足を”落としてしまう”人もいるらしい…と言うことを聞いて驚いた。
宝松苑ゴルフセンターの最寄の駅、阪急『宝塚南口駅』も、電車とホームの間の隙間が広く開いている。
この隙間を、歩幅の狭いご高齢の方が「怖い」とおっしゃるならまだしも、若い人が、怖く感じると言うのは、また、本当に”はまってしまう”人がいると言うのは、何故??
明らかに、子供の頃に、野山の中で遊んで来なかった証拠なのではないだろうか?と思ってしまった。
あるいは、ミュールなど、すぐに脱げそうな靴を履いているためだろうか?
子供の頃に、野山で遊んでいたら、少し凹んでいる所は、飛び越える、歩幅を広くして、またぐ、などは、普通にできるようになるのではないかと思う。
子供の頃は、チャレンジ精神も旺盛だから、私なんぞは、田んぼの用水路を飛び越えるなどの遊びは、日常茶飯事的に行っていた。
よって、電車とホームの間にできる隙間を見ても、「これのどこが怖いのか?」と思ってしまう。
私の今の体力も、そうして子供の頃に、自然の中で、何時間も駆け回って遊んでいた頃に培われたものが大半だと思う。
ゴルフの世界においても、石川遼選手など、子供の頃からゴルフをしていた選手たちの活躍で、ゴルフに興味を示す子供たちが増えた。
また、韓国人選手たちの日本のツアーへの参戦によって、日本も負けじと、強い選手を輩出できる土壌作りに本腰を入れなくてはいけなくなってきたと思う。
ただ、現状では、子供の頃からゴルフに慣れ親しんでいれば、そのうちに、その中から、強くなる選手が現れるだろうとの結果待ち状態であることは否めない。
現在のジュニアゴルファーの育成事情を鑑みても、お金にゆとりのある家の子供が、親の車で練習場やゴルフ場に送り迎えをしてもらって、子供の頃から、良いクラブを与えてもらって、オシャレなウエアを着せてもらって、スコア重視のプロゴルファーの真似事をしているが、単にゴルフをしているだけで、ゴルフボールを打っていることだけで、実際に大人になって、プロの世界に飛び込んでからの”伸びしろ”は、育成できているのだろうか?と思う。
身体の中身という点においては、どうなんだろう?
幼稚園児や小学生が集まるゴルフ場を使ってのジュニア教室の際に、「今日は一日、思う存分、ゴルフ場を走り回ってきなさい。それだけで、今日の練習は終わり」と言える指導者の勇気と、それを訝しげな目で見ない親御さんの度量も必要な気もする。
私たちの師匠にあたるくらいの年代のプロゴルファーは、理論的にあれこれと学ぶよりは、見よう見まねで練習して、そこから体力の有る人、筋力のある人がプロになった。
歴史は繰り返されると言う。
幼い頃からゴルフに慣れ親しむ子供たちが増えれば増えるほど、やはり、技術的にではなく、体力的、筋力的に優れている子が、プロゴルファーになってから伸びる子に育つと思う。
子供が走り回れる場所の提供、環境整備は、大人の責任において、考えてあげなくてはいけない。
子供の体力は、ひいては、日本の将来の体力に繋がるはず。
…と、そんなことを色々考えてしまった、昨日のニュースだった。
このニュースを見て、「そう言えば、外で元気良く走り回っている子供の姿を、見かけないな…。最近の子供たちは、どこで遊んでいるのだろう?」と思った。
外に出れば、車が走っている。
車が走る道路で、子供が縦横無尽に走り回って遊んでいたら、轢かれる可能性も有るから、危ない。
親も、そんなところでは遊ばせないし、車にとっても迷惑なことになる。
だからと言って、子供同士が鬼ごっこでもして、自由に走り回って遊べるような場所があるかと考えれば…。
近所を見渡してみても、猫のひたいほどの公園が、申し訳程度に設置されているだけ。
「この広さでは、子供が自由に走り回るには、狭すぎる。子供の自由に走り回りたい欲求を満たしてあげるには、この公園の数倍の広さは要る」と思える。
宝塚市内を流れる武庫川の河川敷は、車が通らないし、子供が自由に走り回るにも、充分な広さは有る。
だけど、そこを活用している人は、ワンちゃんの散歩をしている人か、ウォーキングやジョギングをしている”大人”が多い。
たまたま、私が見かけていないだけかもしれないが、キャーキャー騒ぎながら、走り回っている子供を見ない。
車が走りやすい道路は整備されたけれども、それに伴うかのように、子供たちの好奇心を満たすような自然や、走り回れるスペースが減少した…ように感じられる。
本来、子供は、昨日のニュースで報じられていたように、”歩かせる工夫”なんぞさせなくても、”走り回る”ものではないだろうか?
子供の頃に、野山を駆け回ることによって培うことのできる体力やバランス感覚、運動神経などは、大人になってから、その分を挽回しようと思っても、なかなか獲得できるものではないと思う。
子供の頃に自然の中で走り回って得られたものは、体力などの点において、その子自身の財産になる。
また、最近の若い人たちは、電車とホームの間にできる隙間を、怖く感じるのだそうだ。
そして、実際に、その隙間に、自分の足を”落としてしまう”人もいるらしい…と言うことを聞いて驚いた。
宝松苑ゴルフセンターの最寄の駅、阪急『宝塚南口駅』も、電車とホームの間の隙間が広く開いている。
この隙間を、歩幅の狭いご高齢の方が「怖い」とおっしゃるならまだしも、若い人が、怖く感じると言うのは、また、本当に”はまってしまう”人がいると言うのは、何故??
明らかに、子供の頃に、野山の中で遊んで来なかった証拠なのではないだろうか?と思ってしまった。
あるいは、ミュールなど、すぐに脱げそうな靴を履いているためだろうか?
子供の頃に、野山で遊んでいたら、少し凹んでいる所は、飛び越える、歩幅を広くして、またぐ、などは、普通にできるようになるのではないかと思う。
子供の頃は、チャレンジ精神も旺盛だから、私なんぞは、田んぼの用水路を飛び越えるなどの遊びは、日常茶飯事的に行っていた。
よって、電車とホームの間にできる隙間を見ても、「これのどこが怖いのか?」と思ってしまう。
私の今の体力も、そうして子供の頃に、自然の中で、何時間も駆け回って遊んでいた頃に培われたものが大半だと思う。
ゴルフの世界においても、石川遼選手など、子供の頃からゴルフをしていた選手たちの活躍で、ゴルフに興味を示す子供たちが増えた。
また、韓国人選手たちの日本のツアーへの参戦によって、日本も負けじと、強い選手を輩出できる土壌作りに本腰を入れなくてはいけなくなってきたと思う。
ただ、現状では、子供の頃からゴルフに慣れ親しんでいれば、そのうちに、その中から、強くなる選手が現れるだろうとの結果待ち状態であることは否めない。
現在のジュニアゴルファーの育成事情を鑑みても、お金にゆとりのある家の子供が、親の車で練習場やゴルフ場に送り迎えをしてもらって、子供の頃から、良いクラブを与えてもらって、オシャレなウエアを着せてもらって、スコア重視のプロゴルファーの真似事をしているが、単にゴルフをしているだけで、ゴルフボールを打っていることだけで、実際に大人になって、プロの世界に飛び込んでからの”伸びしろ”は、育成できているのだろうか?と思う。
身体の中身という点においては、どうなんだろう?
幼稚園児や小学生が集まるゴルフ場を使ってのジュニア教室の際に、「今日は一日、思う存分、ゴルフ場を走り回ってきなさい。それだけで、今日の練習は終わり」と言える指導者の勇気と、それを訝しげな目で見ない親御さんの度量も必要な気もする。
私たちの師匠にあたるくらいの年代のプロゴルファーは、理論的にあれこれと学ぶよりは、見よう見まねで練習して、そこから体力の有る人、筋力のある人がプロになった。
歴史は繰り返されると言う。
幼い頃からゴルフに慣れ親しむ子供たちが増えれば増えるほど、やはり、技術的にではなく、体力的、筋力的に優れている子が、プロゴルファーになってから伸びる子に育つと思う。
子供が走り回れる場所の提供、環境整備は、大人の責任において、考えてあげなくてはいけない。
子供の体力は、ひいては、日本の将来の体力に繋がるはず。
…と、そんなことを色々考えてしまった、昨日のニュースだった。