ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

“傍観者”だけど、“傍観者”でなく…

2012年10月30日 | ゴルフ理論…私の見解
今年のLPGAツアーも、残すところ、あと3試合となった。

現在の賞金ランキングトップは、全美貞選手。

先週の試合も、優勝したのは、全美貞選手でした。
強いですね…(・∀・)

賞金ランキング2位~は、アンソンジュ選手、有村知恵選手、フォンシャンシャン選手、森田理香子選手、李知姫選手…と続いている。

あと3試合で、この順位は、どう入れ替わるか…“傍観者”としては、楽しみなところ…。

レッスン時や、フロントにいての雑談の際、よく「韓国人選手は、何故、あんなに強いのですか?」と尋ねられる…

そして「日本人選手は、一体、何をしているのだ?」との厳しいご意見も聞く。

“身贔屓精神”は、日本人に限らず有るもので、自国の選手が活躍すると、嬉しいですものね。
ゴルフのみならず、オリンピックなどでも、その選手とは全く面識が無くても、日本人選手が活躍すると、気分的にも盛り上がり、元気をもらえて、嬉しいですよね。
だから、このお気持ちは、よく分かります。

日本国内のツアーにおいて、男女共に、日本人選手も必死で頑張っていると思うのですが、強い韓国人選手たちに“押され気味”なのは、賞金ランキングやシード選手たちの顔ぶれを見ていても、確かな“現実”です。

この“現実”を、どう見るか?
変化させて行かないといけない部分が有るとしたら、どういう部分を変化させて行くべきなのか?

私は、日本人選手を強くするには、「強いプロゴルファーを生む土壌を日本国内に作って行くことなんじゃないかなぁ~」と思っている。

「強いプロゴルファーを生む土壌」は、どうすれば育んで行けるのか?

私は、「指導者、ティーチングプロ全体のレベルを、もっともっと上げて行くことも絶対必要!」と思う。

才能に溢れる金の卵のような逸材を発掘して、「誰が育てる」「私が育てる」とかではなくて、
逸材は、どこにいるか分からない。

逸材だと思えるジュニアがいたとしても、教えているのは、資格を持つプロの指導者ではなく、その子のお父さんかもしれない。

でも、子供に教えようと思ったら、お父さんも、愛情や熱意だけでなく、ゴルフ雑誌や何かで情報収集や研究をなさるはず。
「どういう風に振るのが正しいのか?」と…。

その時に、そこに「キチンとした理論」や「正しい情報」が有るかどうか?
子供の才能を開花させられるようなものであるかどうか?

「良い」にしろ、「ダメ」にしろ、そういう情報を流すのは、プロである指導者である。

だからこそ、「指導者全員」のレベルを引き上げておくことが必要。
ツアープロであっても、理論的なレベルを上げておくことが求められる。

指導者全員のレベルは、アマチュアゴルファーの方々へも多大な影響を及ぼす。

こうして、アマ・プロ問わず、日本人ゴルファー全員のレベルが上がれば上がるほど、強いプロを生み出せる土壌も肥えて来るのではないか?と思う。

…牽引して行くのは、プロの指導者の役目である。

と、本日は真面目なことを書いてみましたが…(^^;;
「日本人選手は、何をしているのだ?」とのご意見をいただくと、
とても耳が痛く、私は、つい「すみません…」と言ってしまうのである…(○´∀`○)ァハハ★w

そして、「なんとかしなきゃ…」「なんとかならないか…」の思いも、少しは抱えながら、明日より、ちょっと東京に行って参ります…
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