ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

学生さんたちのゴルフ場デビューを見ていて…

2016年12月29日 | 大学・授業
先日のブログでも報告させていただきましたが、
武庫川女子大学にてゴルフの授業を受けている学生さんたちを対象に、12月26日に有馬カンツリー倶楽部様にて実施させていただきました『武庫女Gちゃれ』。
この日の様子を書いてくださった神戸新聞の記事を見つけました。



『Gちゃれ』は、大学の授業でゴルフを学ぶ学生さんを対象としたゴルフ場デビュープログラム。
希望者のみが参加する課外授業です。



この日、参加した学生たちのほとんどは、授業で実質10回程度クラブを振っただけ。
ゴルファーとしては、全員、初心者です。

このことを踏まえて、当日のラウンド実習では、レディスティーよりも、もっと前にティーグランドを設置してプレーをしてもらったのですが、
普通にレディスティーから打っても良かったんじゃない!?って思えるくらい、ドライバーショットを飛ばした学生や、
レディスティーから90ヤードのショートホールでは、ワンオンさせる学生もいて、
「けっこう、やるやん、みんな…(*゚∀゚*)」と思えました。(^^)v

武庫川女子大学でのゴルフ授業では、『ゴルフスイング体操(R)』を用いています。

この『ゴルフスイング体操(R)』は、私自身のティーチング質向上を目指して考案した体操。



ゴルフスイングって、こういうクラブ動かし方になると良いですよ。



最初、グリップエンドはおへそを向いて、
その次は、グリップエンドは地面を向いて、
トップの位置では、左肩がアゴの下に入り、
そして、ダウンスイングでは…
との諸々のこと、
指導者なら、一応、知っておかなきゃいけないと思う。

でも、その知ってることを、どれだけ説明しても、
ご実践者の方が、スイングという一瞬の動作の中で意識できるのは、2つくらい。
あまりにたくさんのことを言い過ぎると、余計に身体が動かなくなる。

また、ゴルフクラブを、生まれて初めて手にした人は、この道具を「重い」と感じたりします。
そうすると、打てる人にとっては何気ない動きでも、まず「クラブが持ち上がらない」とのご経験をなさる人もいらっしゃいます。

だ・か・ら・・・
最初に、ごく簡単な動きからゴルフスイングの動作に繋がる、この体操を!なんですよね。(^-^)

こういった体操をやらずに、いきなりグリップを握って振ろうとしても、
それは、なかなかスイングにならない。
クラブの動きは分かっても、身体の動きが分からなければ、スイングは構築されないです。
これは、今までのレッスンの経験上、「分かる」こと。

『ゴルフスイング体操(R)』に対する異論も有るかもしれません。
ですが、ゴルフスイングそのもののことと、
人間の身体に付着している筋肉の起始と停止部は、人によって、さほど大差は無いであろうことを考えれば、
ゴルフスイングの身体の動きって、こうじゃないですか…って思う。

このゴルフスイングにおける「根本」を教えるか否かで、
多分、学生さんたちの上達度合いや、そのスピードも変わる…はず。

…授業の受講回数10回程度でのゴルフ場デビューながらも、
ドライバーショットも、バンカーショットでも、
クラブをビュンと振ることが出来ていた学生さんたちの様子を見ていて、
「やっぱり、ゴルフスイング体操だよね」なんて思えたのでした。(^-^)


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