ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

ぶれない心

2011年04月24日 | 読書 ・鑑賞・観劇録
自分自身への誕生日プレゼントとして買った『ブッタの言葉』。
↓↓↓


読んでみると、「なるほど…」と思えたり、「やっぱりそうだよね…」って思える言葉が、いくつも有りました。

その中からひとつ。

『調子のいいときも悪いときも、心がぶれない

自分にとって都合のよい情報に触れて万事が順調に進んでいるときも、
舞い上がり調子に乗ることがない。
自分にとって都合の悪い情報に触れて逆境に立たされているときも、
落ち込む打たれ弱さがない。
いかなる状況のなかでも、
心がぶれることなく、ネガティブにならず、
心のノイズを離れて安らいでいられる。
これこそが最高の幸福。』

こういう心境は、アスリートにとっても大事だけど、“ブッタさん”も、大事と考えておられるんだな…って思った。

良い結果に狂喜乱舞し、悪い結果に意気消沈するのは、スポーツを応援している観客であればOK。

でも、選手本人や、自分自身のことであれば、良い結果が出ても、悪い結果に終わろうと、結果に一喜一憂せず、その事実を客観的で冷静な目で見て判断できることって、大事。

アメリカの心理学者であるマーティン・セリグマン氏は、「トップアスリートほど楽観主義である」と言っておられる。
ここで言う、楽観主義とは、お気楽に物事を考えるとか、良いことばかりに目を向けるなどの意味ではなく、楽観主義と悲観主義を次のように定義なさっている。

☆楽観主義…現実をありのままに、良いことは良いこと、悪いことは悪いこととして、第三者の目で忠実に見ること。
☆悲観主義…良いときには浮かれて、悪いときには落ち込む。このような躁鬱の激しい心理状態になること。

悲観主義の塊のチームは成績が悪いとの研究結果も出ているらしい。

…“ブッタさん”の言っておられることと、“マーティン・セリグマンさん”のデータ分析から出て来た結果は、同じだと思える。

いかなる状況の中でもぶれない心。

冷静さ、モチベーション、判断力、強靭な精神力など、諸々の要素も必要だが、安らぎの境地ともなりそうな、ぶれない心。

そういう心は、養って行きたいものですね…。

私は、まだまだ頑張って養成して行かなきゃ、ですが…(^_^;)

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