ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

こだわり続けて20年で…

2014年12月17日 | 『ゴルフスイング体操(R)』DVD BOOK
青空が広がっているものの寒風の吹く寒ーい日です。((´д`))

本日のブログは、昨日の続きです…(^^ゞ

ルミナリエが今年で20回目ということは、私が初動負荷トレーニングをおこなったのも20年前ということですよね…(^^;

そんな以前におこなったトレーニングのことを、それからも、ず~と「引きずって」いたのは、実際に『ワールド・ウイング(鳥取市内の初動負荷トレーニングジム)でクラブを振らせてもらえたからかもしれません。

トレーニングだけだったら、「何だか、ちょっと痛めていた箇所が動きやすくなったかなぁ…」との印象で終わっていたかも…。

それが、クラブを振らせてもらえたことによって、「あんなに痛かった箇所が痛まずに振れる」ことを確認することができたのです。
痛めていた箇所は、完治していそうでもないのに「なんで振れるの!?」「えっ、なんで!?」と思いながら、振っていましたね。

そして、クラブが振れるようにまで回復させていただいて…

阪神淡路大震災で営業停止状態だった(研修生として所属させていただいていた)宝塚ゴルフ倶楽部も、営業を再開できることになり…、私たちもまた練習を再開できることに…。

ここから先、私が取り組んだのはスイングフォーム改造。

初動負荷トレーニングジムで教えていただいた振り方に変えたかった。
だけど、フォーム改造は、そんなに簡単なものではなく…
それまでの「慣れた振り方」の方が振りやすいし上手く当たるような気もしました。

また、初動負荷トレーニングジムで教えていただいたスイングフォームは、全身からの出力が最も上手くいくように…のフルスイングでしたので、しかも練習していたのは傾斜も何も無い「フラット」な場所だったので、コントロールする場合や傾斜地に立った場合は、どうやって振れば良いのだろう?と分からなくなり、混乱さえしました。

「また、もう一度、初動負荷トレーニングジムに行きたい。行って、今の現状をお話しして相談に乗ってもらいたい…」と思ったのですが、お盆とお正月しか、お休みが無い研修生時代…。
「もう一回行きたい…」は、我儘で勝手なことのように思えました。

行けないのなら自分でどうにか…だったのですが、ここから暫くは(暫くと言っても何年間も…)、「初動負荷トレーニングジムで教わったスイング」と「それまでの慣れたスイング」を行ったり来たりしていましたね…(;´Д`)

その時期をイラストにして現すと、こんな感じ。



どちらかに傾きかけては、戻り、また、傾きかけて戻る…まさに綱渡りのような状態…(-_-;)

こんなことでは、安定するはずがありませんよね。

だけど、こんな風に「揺れ続けた」のは、やはり「身体の痛みが出る振り方」と「出ない振り方だったから」でした。

これが、著書の『はじめに』の書き出しの文章となったところです。

「なんで、こうやって振ったら痛くて、こうやって振ったら痛くないんだろう?」が不思議で、ティーチングプロになっていたこともあり、その「問い」に徐々に向き合うようになりました。

当然、その問いを解くカギは、人間の身体の内側であり、仕組み。

「にらめっこ」をはじめたのは、筋肉の付着箇所や骨の組み合わせ。

「痛い振り方」で振った場合に動く筋肉や腱を調べる。
「痛くない振り方」で振った場合に動く筋肉や腱を調べる。

同時に、初動負荷トレーニングをおこなった場合の身体の動かし方や使い方を、記憶をたどって思い出してみて、その際に動いていた筋肉はどれだったのか?を調べる。

そんな「作業」をおこなってみました。

…そうすると、「なるほどなぁ~」「そうだったのか…」「だからなのか…」と思える点が多々出てきたのです。

そして、着手したのが、今の『ゴルフスイング体操』に繋がるレッスン法(練習法)の開発。

ブログにも、このあたりのことをいっぱい書いて…、
漸く「あれから…」ちょうど20年で、この『ゴルフスイング体操』は、ベースボール・マガジン社さまにより、DVDブック化していただくことができました。






…というところで、ダラダラと書いてしまいましたが…(^^;;
本日は、このあたりで…。(^-^)

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