ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

銀ちゃん練習

2008年11月22日 | ゴルフの空 その5
『銀ちゃん練習』…名付け親は、レッスン受講中の方。
どういう練習か…?
レッスンを受講中の方は、「ピーン!!」と来るはず(笑)。

銀ちゃんは、蒲田行進曲の銀ちゃんではなくて、偉大なるアマチュアゴルファーの中部銀次郎さんのこと。
銀ちゃんなんて軽々しく呼ぶと、中部銀次郎さんご自身をご存知の方には、しばかれるかも…。
でも、まぁ、尊敬の念と親愛の情を込めて…中部銀次郎さんを偲びつつ『銀ちゃん練習』を行って頂こうと思っている。

『銀ちゃん練習』とは、以前に廣野ゴルフ倶楽部をラウンドさせて頂いた時、このゴルフ場のメンバーの方に伺ったお話しから思い浮かんだ練習法。
…廣野ゴルフ倶楽部のメンバーだった中部銀次郎さん。
日が落ちてから、廣野ゴルフ倶楽部のドライビングレンジにやって来て、足元とボールのところだけを懐中電灯で照らして、ボールを打っておられたそう。
それで、次の日の朝に、コースの人がドライビングレンジを見て、「あっ、中部さんがいらしたんだな」と分かったらしい。
何故、分かったか?
打たれたボールが、見事に一ヶ所にかたまっていたから…。

この話、いくつかのクラスではお話しさせて頂いた。

凄過ぎる伝説のような話だと思った。

そして、”普通”は、ボールの行方を目で追えるから、コントロールも効くんじゃないかな?と思った。
暗闇の中にボールを放って、そのボールが一ヶ所に集まっていたなんて…。
どうすれば、そういう芸当が可能かと考えてみれば、やはり、自分の身体の動きに意識を向けて、同じ動きを繰り返すことに集中して、ボールを打っておられたからではないかと思った。

『銀ちゃん練習』とは、中部銀次郎さんの、この凄過ぎるお話しからヒントを得た練習。
身体の動きを一定に。
一定の身体の動きでボールを打てば、理屈上では、一定のところにボールが落ちるはず、、、なかなかそれが出来ないものだけれど、でも、それを目指して練習する。
それが、『銀ちゃん練習』。

ゴルフスイングの究極は、この”一定の動きで、一定の(ボールの落ちる)場所”だと思う。
”一定の動き”の前には”自分なりの”って言葉が付いても良い。
こういう意識を持って練習していれば、自然とスイングに”まとまり感”も出て来ると思う。

レッスン受講中の皆さま…この『銀ちゃん練習』、身体の動きに意識を向けつつ、銀ちゃんに倣って(?)、練習してみて下さいね。

暗闇の中でも、ボールの場所さえ見えれば、同じ場所に何球も続けてボールを落とすことができるか…?
考えてみれば、やはり凄いこと、凄い人ですよね。。。

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