ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

クラブを振り上げると、このような違いが生じます

2014年04月22日 | ゴルフ理論…私の見解
本日は、骨盤からクイッと前傾した場合と、股関節からカクッと折れてアドレスした場合とでは、
実際にクラブを振り上げた時、どのような違いが生じるのかを見てみましょう。

まずは、骨盤から前傾し、骨盤の水平回旋によって、クラブを上げた形。




対して、こちらは、股関節から上体を折り曲げて、股関節で上体を回した形。



こちらの形を見た人は、大抵、「左膝を、そんなに前に出してはいけません」と言うでしょう。
また、「右の回転軸を、もう少し右に寄せた方がいい」と言う人もいるかもしれません。

ですが!
股関節から前傾し、股関節で身体を回転させると、この形になるじゃないですか。
おっしゃる通りに動くと、こうなりますけど…(・_・?)
…という形ですw …(--;)

この動かし方で、左膝を前に出さないってですか!?
そうすると、今度は股関節が回りません…(;´Д`)
と言わなきゃいけない動きであり…

また、股関節で身体を回転させた上に、右軸を、もう少し右に寄せようとすると、今度は、右膝が右に流れてしまいます。
流さないようにしようと思っても、流れてしまうのが自然な動きになりますよぉ~…(・∀・;)
って、ことになりますね。

そして、こちらの股関節を主にした動かし方でクラブを上げると、肩甲骨の可動域の大きい人だと、こういう形になります。



こういう形を見た人の中には…
「トップで腹筋が緩むから、そういう形になるのです。だから、腹筋を鍛えましょう」なんて言っちゃう人もいるかもしれませんね…(´・ω・`;)

ですが、トップの位置で腹筋を収縮させる力を用いると、今度は、肩甲骨の動きにも制限が加わることになってしまうので…、
まぁ、振りにくくなるだけで、かえって飛ばなくなります。

ですから、股関節の動きを主にするのであれば、こういうトップの形は、むしろ、よく飛ぶ形と言えるでしょうね。

以上、本日のブログは、骨盤を主にしたスイングと、股関節を主にしたスイングでは、
クラブを振り上げた場合、このように変わる…でした…(^^ゞ

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