ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

優れた選手を輩出するには…

2015年07月13日 | ゴルフ理論…私の見解
さて、本日は、もうひとつブロクを…(^-^)

全米女子オープン、大山志保選手は、5位タイフィニッシュ。
世界の5位は、素晴らしい活躍でしたね。

観ていた人は優勝を願って応援していたと思います。
だから優勝じゃなければ「残念っ!」ってお思いになるかもしれませんが、
(Facebookには、そういう書き込みも有りました)
けど、大健闘だったのではないでしょうか?

そんな中、目立ったのは、韓国人選手たちの活躍。

若くて強い選手が、ドンドン溢れて来るような印象です。

…何年くらい前だったか、
少なくても5年以上前くらいから、
韓国では「身体を、どう使えば良いスイングができるのか?」の研究が進んでいるのではないか?と思ってきました。

『研究』は、ツアーのように表舞台に現れるものではありません。
ですから、「水面下での…」と言うことになるのですが…、
“そういう方向”からスイングを考えるという土壌が肥えてきているのではないか?と…。

これも、何年くらい前だったか、ふと目にしたゴルフ雑誌の記事で、
全美貞選手がジュニア時代を振り返り「どこにボールが飛ぶかより、身体の動かし方に意識を向けて練習しろと教えられた。でも、日本は、クラブフェースの使い方やシャフトの動きのことをしきりに言っている」というようなことを言っていました。

それを読んで、私は「あぁ、やっぱり…」と…。

そして、このまま行くと、韓国と日本の差は、広がるばかりかも…との危機感を持ったことが有ります。

その危機感を胸に、指導者団体が、こういうことに着手しなくてはいけないのではないか?とプッシュしてみたことも有るのですが…、
う~ん……(;一_一)
危機感希薄だったのかな???…(;´・_・`;)

身体の機能に即したスイングかどうか?は、少しでも研究している人の目から見れば、見えるものです。

でも、日本の現在の批評家(批判家)の目から見れば、コースマネジメントの良し悪しや、メンタル面の関与などに見えるらしい。

そうじゃない…。
身体の機能に即したスイング

筋出力がスムーズ

飛距離や方向性ともに向上する

身体の疲労感が減少する

脳の疲労感が抑制される

メンタル面やコースマネジメントなどに対する注意力の持続が向上する

こういうことが起きるのです。

そこが分からないまま、メンタル面やコースマネジメント能力を責めても…それじゃ、選手がかわいそう。

私は、身体の動かし方や使い方を意識しながら(こだわって)練習する選手のことをパフォーマーと(勝手に…)呼んでいます。(ノ∀`)

このパフォーマーたちは、多分、そうでない人たちよりも、全体的にレベルアップするでしょう。



プロともなれば、その選手のポテンシャルetc……で、
どれくらいの成績を出せるかは変わります。

パフォーマーの下位と、そうでない人の上位を比べれば、そうでない人の方が、成績が上になる場合も多々有るでしょう。

でも、全体的に底上げして行くには、このパフォーマーを増やすこと、
良いパフォーマーを増やすこと。

研究者や指導者は、そういった土壌を肥沃させることに躍起にならないと…と思うのですが、どうでしょうか?

その土壌が肥えたところから優れたパフォーマーは誕生するはず…と、そんな風に思っています。

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2 コメント

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Re:韓女子 (K)
2015-07-14 22:37:14
世界レベルで強いですよね。
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韓女子 (ジャム)
2015-07-14 06:51:38
凄いばい
17番でのベタピンこわいもん知らずやね
返信する

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