ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

体験、記憶、愛、創造

2013年05月11日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
昨日のブログ『スイング体操の基』の続きのようになりますが…。

私自身が、研修生時代に痛めたのが、左肩で…、
じゃ、何故、痛めたのか?
痛みが起きたのは、どの箇所だったのか?
を探ってみると、
肩関節には、このような筋肉(これら4つの筋肉をローテーターカフ、または、回旋筋腱板とも呼ばれる)が付着していることは、直ぐに分かった。



どういう使い方をしたから痛めたのか?
も、比較的、直ぐに分かった。

だから、上腕骨が動く方向と、ほぼ、同方向に、肩甲骨も連動して動いた方が良いこと、
肩甲骨と上腕骨の連結部(肩甲上腕関節)は、むやみに激しく動かすと、上記イラストの筋肉が痛みやすいであろうことも、分かった。

それで、この「分かったこと」を、レッスンに生かすには?
を考えた時、
「分かっちゃいるけど、どうすりゃ良いんだ?」が、なかなか「分からず…」、
「う~ん…」と、思い悩んでいた年月は、結構、長かった…かも…(´Д`;;\

「バックスイング時に、肩が回らないのは、良くない」
「トップオブスイングの時には、肩は、アゴの下まで入った方が良い」
と言われるのも、要は、肩甲骨と上腕骨の連動性を指してのこと。
ローテーターカフのことは知らなくても、経験上、分かることも有ったでしょう…。

だったら、ストレッチをたくさんして、肩甲骨周辺の柔軟性がアップすれば、こういう“問題”は解決されることなのか?

この“問いかけ”に対する、私の答えは「NO」でした。

肩甲骨周辺の柔軟性がアップしても、上腕骨の動きとの連動が悪ければ、結局は、肩を痛めてしまいやすくなる。

「ジュニアゴルファーが、肩を脱臼してしまう」との報告を聞いたことも有るが、こういう例も、そのひとつ。

だったら…、
だったら、どうすれば良いのか?

どうすりゃ良いんだ?
どうすりゃ良いんだ?
どうすりゃ良いんだ?
どうすりゃ良いんだ?

…と考えて、

こうすりゃ良いんじゃないかな?

…と、ひらめいたように、思い付いて、作り始めたのがスイング体操。

だから、スイング体操は、私のオリジナルなレッスン法ですが…、
この肩関節(肩甲上腕関節)に着目したことからはじまり、
悩んだり、考えたりした挙句に、“創造”して来たレッスン法だよね…って思います。

『創造するということは、過去の体験や記憶を、組み合わせを変え、結びつきを変えて、アウトプットすることです。
茂木健一郎』

『なにかを創造するには、心を衝き動かす力が必要だ。
心を衝き動かす力のうちで、愛にまさるものがあるだろうか。
ストラヴィンスキー』

スイング体操は、結局、皆さまへの愛?…多分、確かに、そうなのでしょうね…(ノ∀`#)




*ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

人体の機能に則したスイングを…と言う事で、考案致しました『スイング体操』については、
ブログ内の『カテゴリー』→『スイング体操について』をご覧下さいませ。

ふざけたことも、ゴルフには全く関係の無いことも書いております、この『ゴルフの空』ですが…(笑)、
『カテゴリー』→『ゴルフ理論…私の見解』には、結構、真面目なことも書いております…(^^ゞ
よろしければ、こちらも、ご覧下さいませ。

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