ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

筋肥大ではなく筋の連係

2014年03月05日 | ゴルフ理論…私の見解
本日は、以前に書いたブログから少し引用して…。

身体のことに興味が有るので、色んなトレーニングに関する本を読んでみることも有ります。

その中のひとつに、、、
トレーニングの種類を大別すると、
鍛えたい筋肉である主動筋だけを使う『ストリクト法』と、
主動筋以外の筋肉も使う『チーティング法』が有る
…と書いてある本が有りました。

動き的には、
『ストリクト法』でのトレーニングはぎこちない動き、
『チーティング法』は全身の筋肉が連係したような動きになるそうです…。

なので、トータルして考えると、
筋肥大を目的とするような「その筋肉だけに効かす」のであれば『ストリクト法』、
「スポーツのパフォーマンスに生かせるようにする」のであれば『チーティング法』が良いのだろうな…と言う印象でした。

それと、これも、随分と以前に書いた内容ですが、
イチロー選手が「筋肉だけを太くした選手は、身体の中のセンサーを崩して行き、分からなくなって行く」と、テレビの番組でおっしゃっていたことが有ります。

これは、深層筋との連係を指しておっしゃっている言葉だろうな…と思いますが…。

こと、スポーツの動作においては、全く直線的な動きではなく、どこかで曲線的な動きも混ざるので、
鍛えると大きくなりやすい表層筋ばかりを大きくし過ぎると、曲線的な動きの際に働く深層筋との連係が壊れやすい…と言うことになるでしょうね。

だから、イチロー選手の言葉には、全く同感…(^^)/

この辺りのこと、著書には「表層筋と深層筋の相互協力が必要」と、とても簡潔に書いてありますが…(-∀-`; )

単なる筋肥大は、ゴルフスイングにおいて、もろ刃の剣になる可能性があるかも…と思います。

こんなこと…



あるいは、こんなこと…



になる可能性が有るから…^^;

この下のイラストなんかを見ると、オレンジ色の筋肉が肥大するほど、赤色で書いたような細くて短い筋肉は、余計にブチブチって切れてしまいそうですよね…(ノ;・ω・)ノ

筋肉を太くしようと思えば、必死に頑張らないといけないのですが、
ゴルファーの方々のその頑張りがマイナスに働きませんように…って思います…(o・ω-人)

☆トレーニングで筋肉を大きくするのは、悪いと言うことではなく、
深層筋との連係を優先して考えた方が安全と言うことです。
この辺りのことに関しては、また、書きますね…(^-^)

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