ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

ルックアップ修正法!?

2014年05月10日 | ゴルフ理論…私の見解
昨日のブログに補足して、軽く書いておきますね。

一般的に「ルックアップ」と言われる現象は、このようなスイングフォームになることですよね?




では、こういう形だとどうでしょうか?




別に悪くないですよね!?

でも、上の2枚の写真。
体幹の動きは同じ。
変えていないのですよ。
変えたのは、上肢(肩甲骨から手先まで)の動きです。

だから、インパクトの瞬間に頭が上がっているように見えるのは、頚椎の問題ではなく、上肢の動きの問題であると…。

それに、上肢(肩甲骨)の動きと判断して修正した方が、はるかに安全です。

と言うのは、インパクトで、上の一枚目の写真のようになっていたとして、それを、「頭が早く上がり過ぎだ」と判断し、「頭を残す」とか「ボールをよく見て」で修正すると、こういう感じになりますね。



こうしてしまうと、腕が振られることによって胸椎は左に捻れるのに対して、頚椎は右への捻れになってしまうので、頚椎を痛めてしまう可能性が出てくると言うことです。

だからね…こんな風に、頭が動かないようにと頭を押さえてボールを打つような練習は、私、キライだし、とっても、危ないんじゃないかと思うんですよね…(-ω-;)




実際に、このような練習(レッスン)を行なったことによっての頚椎の怪我も起きたこともあるようですし…と言うのは、現場からの報告なんですが…これ、全く笑えない話しです。

だから、スイング中に頭が動かないように…と、このように押さえられそうになったら、拒否なさった方が良いのでは?…と思うくらいです。

人間の頭の重さって、成人で、ボーリングのボールくらいの重さがあるそうです。
また、人間にとって、首も非常に大切。

これらの動かし方や取り扱いには、くれぐれも、気をつけておきたいものですね。

加えて、ゴルフスイング練習時には、肩甲骨周辺を、よ~くほぐしておきたいものですね。^_-☆

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2 コメント

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棄権 (菅野徳雄)
2014-05-11 02:32:55
練習場で、頭を押さえて教えている光景をよく見ます。とくに子供にそういうことをやるのは大変危険です。
ティーチングに携わる人たちは「頭を残せ」と言わずに、意識しなくても頭が残るスイングを教えるべきです。
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Unknown (松村公美子)
2014-05-11 14:31:50
菅野憲雄さま
コメント、ありがとうございます。
頭を押さえてボールを打たせている光景も、確かによく見かけますよね。
どうにかしたい思いとは裏腹に、面と向かっては、なかなか言えないもどかしさも感じております。
私としては、資格認証の段階でのテコ入れを考えても良いのでは?と思うくらいです。

ゴルフスイングの指導法や練習法には、機能解剖学の介入が遅れているのではないか?との、他競技指導者等からの指摘もあります。

…なんとか、こういった点をクリアして行けるように頑張って行きたいです。
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