ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

骨よ、動け!?

2010年07月21日 | ゴルフ理論…私の見解
添付写真は、人間の骨のイラストです。
レッスンの時間にも見て頂きましたが…。

大腿骨と骨盤のつなぎ目は、このようになっていて、よく回るようにできています。
肘関節は、曲がるか伸びるの動きをします。
前腕には、2本の骨が有って、平行になったり、クロスをしたりします。
手首には、このように小さくて細かな骨がゴチャゴチャと有るのが分かります。
鎖骨や肩甲骨、上腕骨は、このようになっています。

上腕骨の一番上(肩甲骨からぶら下がっているように見える部分)は、丸っこくなっていて、股関節と同じように、ここもよく回るのですが、ゴルフスイングにおいては、こんなところをグルグル回して使ったりはしません。
こんなところを、使いまくってスイングをしていると、昔、野球のピッチャーが、「肩は消耗品」と言ったような使い方になってしまい、上腕骨の軟骨がすり減ってしまいそうです。
ゴルフスイングにおいては、この上腕骨の一番上が丸っこくなっている部分は、むしろ固定させて(全く動かないわけではありませんが…)、鎖骨と肩甲骨と上腕骨の全体で動けた方が良いです。
そのために、ゼロポジションを一旦覚えて頂いて、上腕骨と肩甲骨が繋がる感覚、上腕骨の一番上の丸っこくなっている部分を肩甲骨の凹部に、はめ込む感覚(ちょっと抽象的な書き方ですが)を感じ取って頂ければ…と思っています。

この骨のイラストを見ながら、レッスンの時間にお話しさせて頂いたことを、”おさらい”してみて下さいね。

そして、このイラストをじぃ~と見ながら、ゴルフスイングをイメージしてみて下さい。
じぃ~と見ているうちに、このイラストが、平面から飛び出して、まさに、がい骨が動いているかのように、立体的な動きでゴルフスイングをし始める…なんてことは有りませんかね?(笑)

私は、こういう骨のイラストとは、時々”にらめっこ”をして、平面に書いてある骨に向かって、「骨よ、動け!」って、念じてみることが有ります(笑)。

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