ちょいイケゴルファーを目指して！①

さて、今回のブログから、数回に渡って『ちょいイケゴルファーを目指して！』と題して、ゴルフをする時、どんなことに気をつけていれば、「イケテル！」と思われるゴルファーになれるかを検証して行きたいと思います。
今流行の『ちょいワルおやじ』をもじって『ちょいイケゴルファー』です…。

ゴルフが好きで、ゴルフを本当に楽しみたいと思うならば、『誰とラウンドしても、どんなゴルフ場（名門と言われるような、少し敷居の高く感じられるゴルフ場）に行っても、恥ずかしくないプレーヤーになること』と、常々思って来た。
そして、せっかくゴルフをはじめられたのなら、そんなプレーヤーを目指して頂けたらなぁ～と思って来た。
この恥ずかしくないプレーヤーと言うのは、技術的な面での上手下手では無く、やはり一番にはマナーの問題。
また、レッスンを受講して下さっている、特にまだゴルフ経験の浅い方から、「ラウンドしてきました」「キャディーさんとこんな話をしました」などとご報告を受けると、「キャディーさんにご迷惑などお掛けすること無く、ちゃんとラウンドできていらっしゃるだろうか？」と、親心にも似た気持ちになる時が有る。
こんな風に思うのは、多分、研修生時代にキャディーをしていた時の、私自身の思い出や、経験が有るからだと思う。

キャディーをしていた頃は、色んなお客様に巡り合った。
感じの良い人、優しい人もたくさんいらっしゃったが…。
『ちょいイケゴルファー』を目指すために、反面教師として、イケテナイゴルファーだったと思う、その代表例から挙げてみると…。

①グリーン近くになって、ＰＷ・ＳＷ・パターを３本セットで持って行くと、「サンドなんかいらん！」と言って、返す人。
「サンドなんかいらんわ！バンカーに入れると思とんのか！」と言って、怒る人もいた。
「いえ、アプローチにサンドをお使いになる方もいらっしゃるので…」と、口ではフォローするものの、内心では「そんなことを言ってる人に限って、バンカーに入れちゃうんだけどなぁ～」とプレーを見守っていると…案の定チャクッ！とダフって、「やっぱりサンドが要ったやん！ハイ、サンド！」と言う場合が、ホント多かった。
『ちょいイケゴルファー』になるには、ボールとピンまでの間にバンカーが有る場合や、グリーンをはずすとバンカーに入る場合は、”もしも”のために、ＳＷも一応持っておきましょう。

②ちどり足で歩く人。
昼食の時に、アルコールの飲み過ぎ。
真っ赤な顔して、歩くの遅くて、進まない。
「どれだけ飲んだんや！」って感じ。
飲むなとは言わない。それも楽しみのひとつなら。
でも、適量で抑えるのが『ちょいイケゴルファー』。

③卵を産む人（打ったボールが探しても見つからない場合に、その罰をのがれるために、他のボールをこっそりポケットから出して落とすことを、”卵を産む”と言う）
同じコースで何度もキャディーをしていると、「あのコースに飛べば、ほとんどの場合出てしまう（ＯＢになってしまう）」というのが分かってる。
なのに、「どうしてあなたのボールだけが、そんなに運良く、そんなに良い場所に残ってるの？」と？？？？
仕方が無いから、「あぁ、見つかったんですね」と、とぼけておいてあげる。
だけど、「ここから出て行けば、この場所に止まる」と言うＯＢの場所を見れば、さっきのホールのグリーン上で拭いてあげた、その人のボールが止まってる。
「このボールは何なの？！」って感じ。
『ちょいイケゴルファー』を目指すなら、こういう行為は論外。

…キャディーをしていた時、また、普段プレーをしていたり、プレーをされている様子を見ていて、「イケテナイ…！」と思える事項を色々と挙げてみると、『ちょいイケゴルファー』への”道”が見えて来ると思う。
カッコいい『ちょいイケゴルファー』になれたら良いかなと思う方は、読んで下さいね！