ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

Course Etiquette

2008年11月23日 | ゴルフの空 その5
廣野ゴルフ倶楽部のコースガイドブック。
開いてみれば、添付写真のように、18ホール全てのホールレイアウトのイラストの横に、エチケットやプレー中の注意事項が掲載してあった。

コースレイアウトのイラストの横には、ティーショットの狙いどころ、セカンドショットの狙い方向、グリーンの奥はOBになっているので注意とか、グリーンは二段グリーンになっているなどと、コース攻略法と思しきことが書いてあるのが、通常なのではないか…と思った。

それが、廣野ゴルフ倶楽部のコースガイドには、狙い方向などのことは、一切書かれておらず、エチケットとマナーなどの注意事項のみ。
これを見た瞬間、流石と思う気持ちが、より一層強くなった。
そして、このゴルフ場の、名門と呼ばれるにふさわしい矜持が垣間見えるように思った。

書いてあることを抜粋しておけば…。

[プレーの前に]
●運転手や付き添いの方は、倶楽部ハウス内へ連れて入らないでください。
(これは、どのコースでも、クラブハウス内に入れるのは、当日そのコースでプレーする人のみ。飲食店に飲食しない顧客が入るのは、そのお店にとっては迷惑になるかもしれないので、遠慮した方が良いのと同じ感覚。競技会の時、私はプレーをせず、お世話係に徹しておりますが、この場合は、コース側に事情を説明し、許可を得ています)

●スコアより、良いマナーを心がけましょう。

[服装について]
●ジーンズ・スニーカー・サンダルでのご来場はご遠慮ください。
(どのコースでも、ジーンズは避けた方が良い…プレー後も)

●タオルを首や肩に掛けたり、腰に下げたりしないでください。

●タオルを首に掛ける際は、シャツの中に入れて下さい。

[後続のプレーヤーのために]
●スロープレーはみんなの迷惑になります。プレーは慎重に歩行は早くしてください。ホールアウトしたらすみやかにグリーンから離れましょう。

●オナーはティーショットをしてからスコアをつけましょう。

●プレーはハーフ2時間以内でラウンドするよう心がけてください。

●予備球は必ずプレーヤーが携行しましょう。

[危険防止のために]
●ゴルフは危険を伴うスポーツであることをご認識ください。

●打球が他の人に当たる危険性のある方向へ飛んだときは「フォアー!」と声をかけてください。

●雷が近いと判断したら、すぐ避難してください。

[ティーグランドで]
●ティーアップしている人のいるティーグランド区域内に入るのはやめましょう。

●打つ人のラインの後ろには立たないよう気をつけましょう。

●ショットするときは、動かず、話さず、お静かに願います。

●打つ人の球の方向を良く見る、良いマナーを。

[フェアウエイで]
●お互いに、芝を大切にするよう心がけましょう。

●素振りでターフを取らないよう、注意してください。

[バンカー内で]
●バンカーはプレーヤー自身で砂をていねいにならしてください。

●バンカーでは球に最も近い所から入り、入った所から出ましょう。

●バンカーの土手を這い上がらないでください。

[ショートホールで]
●前後の組の進行に気を配り通常は後続組に打たせないで速やかにホールアウトしてください。
次のティーに先行組がいるときは後続組に打たせてください。その際はボールをマークしてください。

●後続組がワンオンしても、みだりに拍手はやめましょう。
(そうですね…つい、拍手喝采をしてしまいますが、適度な拍手で。あまりに大きな音の拍手や掛け声は、うるさく騒ぐような感じになってしまいますもんね)

[グリーン上で]
●グリーンに上がったら、まずボールの落下跡の修復をしましょう。

●グリーンのコンディションを保つために、グリーンを大切にしてください。

●旗竿の抜き差しでカップを傷めないよう、抜いた旗竿は真っ直ぐに立てましょう。

●パットする人のラインの前後に立つのは禁物です。

●ボールに近づくときもできるだけグリーンを横切らず、グリーンエッジを廻りましょう。

●プレーが終わったら速やかにグリーンを出ましょう。

[プレー後は]
●食堂やロビーの卓上に、帽子やジャンパー、雨衣などを持ち込まないでください。

●倶楽部ハウス内では、お静かにお願いします。
(話す声の大きさは、テーブルの大きさから外に漏れないくらいで。)

…抜粋にしては多過ぎるかもしれないが(汗)、どれもこれも、ゴルフのエチケットやマナーとして心得ておいた方が良いことばかり。
(なので、あえて書いておきました。)

乗用カートは無く、歩行でのプレー。
キャディーさんは手引きカート。

ティーグランド付近に、ティーが全く落ちていなかったことにも、驚いた。
(折れたティーや拾い忘れたティーなどが散乱しているコースが多いですよね)

品位と伝統を重んじる廣野ゴルフ倶楽部。
ゴルファーとして勉強させてもらえたと感じるコースだった。。。

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