過去ブログ「台湾、サイバー部隊の創設へ」でも書いたが、台湾がサイバー戦部隊を創隊し、7月1日からいよいよサイバー空間に実戦配備される。
中国からのサイバー攻撃は、昨年6月まで100万回を超える攻撃があり、極めて深刻な状況。人民解放軍など政府機関による組織的なものと言明しているが、主として台湾攻撃を担当するのは61726部隊(武漢)と言われる。過去ブログ「中国人民解放軍のサイバー部隊」も参照。
さて、最近は、隣国との紛争がトリガーとなってサイバー攻撃を受けるのが常態化している。台湾も同じで、フィリピン海岸警備隊が台湾漁船を銃撃し、漁民1人が死亡した事件で、台湾戦府はフィリピンの謝罪を拒絶したことから、両国関係が悪化。フィリピンからと思われるサイバー攻撃を、台湾政府機関の公式サイトが受け、民間のテレビ局サイトがハッキングされるなどの攻撃を受けている。
台湾も、フィリピン政府ウェブサイトをダウンさせるなどしているが、台湾は、リアルワールドで攻勢に出た。台湾海軍は、キッド級駆逐艦「馬公」など戦闘艦艇を演習目的としてルソン海峡に投入し、フィリピンとの排他的経済水域の境界として台湾が定めた「漁業保護線」北緯20度を初めて越え示威した。
今後は、サイバー攻撃とリアルな軍事/準軍事力、外交、経済、金融などを如何に組み合わせ、融合、並列させて攻撃すると最大効果を得ることが出来るかの研究が必要だ。
蛇足ながら、5月19日に佐世保に入港した「弾道ミサイル観測艦オブザベーション・アイランド(Observation Island)が、その後、台湾海軍の動きを見てルソン海峡に向かい台湾海軍の演習を偵察し情報収集している。
中国からのサイバー攻撃は、昨年6月まで100万回を超える攻撃があり、極めて深刻な状況。人民解放軍など政府機関による組織的なものと言明しているが、主として台湾攻撃を担当するのは61726部隊(武漢)と言われる。過去ブログ「中国人民解放軍のサイバー部隊」も参照。
さて、最近は、隣国との紛争がトリガーとなってサイバー攻撃を受けるのが常態化している。台湾も同じで、フィリピン海岸警備隊が台湾漁船を銃撃し、漁民1人が死亡した事件で、台湾戦府はフィリピンの謝罪を拒絶したことから、両国関係が悪化。フィリピンからと思われるサイバー攻撃を、台湾政府機関の公式サイトが受け、民間のテレビ局サイトがハッキングされるなどの攻撃を受けている。
台湾も、フィリピン政府ウェブサイトをダウンさせるなどしているが、台湾は、リアルワールドで攻勢に出た。台湾海軍は、キッド級駆逐艦「馬公」など戦闘艦艇を演習目的としてルソン海峡に投入し、フィリピンとの排他的経済水域の境界として台湾が定めた「漁業保護線」北緯20度を初めて越え示威した。
今後は、サイバー攻撃とリアルな軍事/準軍事力、外交、経済、金融などを如何に組み合わせ、融合、並列させて攻撃すると最大効果を得ることが出来るかの研究が必要だ。
蛇足ながら、5月19日に佐世保に入港した「弾道ミサイル観測艦オブザベーション・アイランド(Observation Island)が、その後、台湾海軍の動きを見てルソン海峡に向かい台湾海軍の演習を偵察し情報収集している。