アメリカと中国がトリウム溶融塩炉の開発に着手するとの情報がある。
アメリカは、300億円規模の予算を使い、トリウム溶融塩炉の開発を行うと言う。エネルギー省か国防総省のどちらかと思われるが現状では判然としない。
また中国は、上海の応用物理研究所が、これも300億円でトリウム溶融塩炉の開発に、はやければ今年2月から着手するとの事。以前は上海が原子力関係の開発の拠点だったが、それが成都に移った為、あらたに上海閥がトリウムに着目した原子炉の開発を検討する事となった、と言う。
ご存じの通り、次期主席の習近平氏は上海閥の中心人物で、今後の中国の権力移行に関連する動きとの背景もありそうだ。
中国がトリウム溶融塩炉に注目するのは理解できる。それは現在の軽水炉と違って一切水を使わない原子炉である点にある。
この炉だと中国の内陸部での原子力発電が可能となり、また液体核燃料の為、小型化が可能で配電網と溶融塩炉の組み合わせで低炭素のスマートグリッドを実現できる。安定した電力供給は民生の安定に寄与し、産業振興にも一役かうだろう。
アメリカは、300億円規模の予算を使い、トリウム溶融塩炉の開発を行うと言う。エネルギー省か国防総省のどちらかと思われるが現状では判然としない。
また中国は、上海の応用物理研究所が、これも300億円でトリウム溶融塩炉の開発に、はやければ今年2月から着手するとの事。以前は上海が原子力関係の開発の拠点だったが、それが成都に移った為、あらたに上海閥がトリウムに着目した原子炉の開発を検討する事となった、と言う。
ご存じの通り、次期主席の習近平氏は上海閥の中心人物で、今後の中国の権力移行に関連する動きとの背景もありそうだ。
中国がトリウム溶融塩炉に注目するのは理解できる。それは現在の軽水炉と違って一切水を使わない原子炉である点にある。
この炉だと中国の内陸部での原子力発電が可能となり、また液体核燃料の為、小型化が可能で配電網と溶融塩炉の組み合わせで低炭素のスマートグリッドを実現できる。安定した電力供給は民生の安定に寄与し、産業振興にも一役かうだろう。