今回は磐梯町にある磐梯そば道場です。
磐梯町の道の駅「徳一の里きらり」の近くに慧日寺(えにちじ)へ向かう
交差点があるのですが、その角にあります。
会津蕎匠会のメンバーですので、そば粉は「あいづのかおり」のはずです。
入り口脇の駐車場に車を駐めて入り口を入ると、いきなり
「えっ、粉屋さん?食べられないの?」という雰囲気。
工場のような、作業場のような感じです。
正面の扉に「入り口は右側」の文字を発見。
恐る恐る開けると、座敷席が・・・ああ、よかった。
写真では写っていませんが、すぐに席はお客さんでいっぱいになりました。
大将一人で作業していますので、最後のお客さんは40分待ちでした。
手打ちそばは作り置きできませんからね、しかたないです。
いつもなのか今回だけなのかは、わかりませんよ。
壁にそば打ち大会の賞状がいっぱい貼ってあります。
かなりの実力者のようですね。
さて、どれにしますかな。
いつもの天ざるがメニューにないので、もりそばと野菜天ぷらを注文です。
そばがきました。
そばは「あいづのかおり」で九割だそうです。
ざらっとしていますので、石臼挽きだと思います。
色と星の数からして、丸抜きの6~7分挽きくらいだと思います。
麺が極細です。このほうがつゆによくからんで好きです。
麺の細さも腕の見せ所だそうですよ。
つゆは辛めでわたし好みなのですが、ちょっとしょっぱ過ぎます。
江戸風に先だけ浸けて食べた方がいいかもしれません。
おかわりのつゆも付いているのですが、いらないくらいです。
天ぷらは塩で食べます。
ピーマン、さつまいも、かぼちゃ、タマネギ、ほんとに野菜ばっかりだぁ・・・
これで500円かぁ、ちょっと高いかな。
ここで、いいねポイント発見。
薬味に辛み大根がつきました。
つまり「高遠そば」になるのです。
うーん、目先が変わってうまい。
メニューの高遠そばを注文するより、もりそばを注文して両方
味わった方がいいかもしれません。
いやー、うまかったです。
でも、そば湯をどうしよう。
高遠にしたつゆをそば湯で割ってもなぁ。
そうだ、高遠つゆはそのまま使い切って、おかわりのつゆを
そば湯で割って飲みましょう。
うん、解決。
慧日寺に近いので、観光の帰りに立ち寄ってはいかがでしょう。
近くに道の駅がありそばも食べられますが、100mくらい離れているだけで、
これだけおいしいそばが食べられるのですから、断然こちらをお勧めします。
おまけの話
今日は山都町の新そば祭りです。
あべちゃんはメンクイなので当然足を運んでいるとお思いでしょう?
ところが、行ってないんです。
なぜか?
それは、出店している店の大将とみんな面識があるんです。
だから、一つの店だけに顔を出す、ということができないんですよ。
人間の腹には限界がありますからね。
だから初めから行かないことにしているんです。