今日、いらないゴミメール(失礼)を整理していたら、
エンディングノートのソフト新発売のタイトルを見つけた。
有名な年賀状ソフトのメーカーだ。
ふーん、なるほどね、でもそれってどうよ?
確かに、今は一家どころか一人に一台PCは珍しくないし、
それはそれで、出るべくして出たソフトという感じはするけども・・・
しかしさぁ、人間なんていつ死ぬかわかんないじゃん。
逆に、それがわかれば苦労しない、という場面だって
あり得るよね。
いざ開こう、と思ったら「このソフトは現在のOSに対応していません」
とか出たら、シャレになんないよね。
そもそも読み込みできなくなってる可能性もある。
フロッピーに溜めたオアシス*の文書を、せっせと変換して
ハードディスクに入れた覚えのある人、いませんか。
もちろんこのソフトには印刷機能があり、作成した物を
冊子として保管・配布することができるのだが、
印刷しない状態でも閲覧できるようになっている。
このソフトは作成者と閲覧者を区別するため、ログイン時に
編集モードと家族閲覧モードがあって、閲覧モード
ではデーターの書き換えができないそうだ。
でもなぁ、いやだぁ、そんな家族。
墓場までパスワードを持って行くのかい。
葬儀の希望とか、これを見ないとわからないとか・・・
あまりにも寂しすぎる。
しかし、これからボケと戦わなければならない年代で、
年金手帳をスキャンしたり、PDFにまとめたりとか、
本当に使いこなせるのかね。
だったら、当分死なないよ(笑)。
ちゃんと実際にサンプリングしたのか?
はなはだ疑問。
*オアシス
富士通の発売した、日本語ワードプロセッサー及び、
ワードプロセッサーソフトのこと。
独自のフォーマットだったため、当時のMS-DOSマシンでは
文書のデーターを読み込む事ができなかった。
オアシスがWINDOWSに移行するにあたって、古いオアシス
で作成された文章を読み込む事ができるフロッピードライブと
そうでないものがあり、混乱した。
また、データー変換ソフトという非常に高価なものを使って
WINDOWSで認識されるファイルに変換する必要があった。
それでも100%完璧には変換されず(特に罫線関係)、その
がっかり感たるや、計り知れないものだった。
やがてMOなる中途半端なものが出はじまった。
すぐ壊れるのだが、230MBという容量に飛びついた。
「すげー、フロッピー100枚以上入る」
とかね。
今ならエロ動画1本も入らない。
出典:あべちゃん