また、子供の頃の夢が実現しました。
全部そろえることができなかった記念切手「第一次国宝シリーズ」を
大人買いでいっぺんに全部そろえたんですよ。
50代以上のかたは子供の趣味のベスト3に切手収集がいつも入っていたのを
知ってますよね。
私も子供の頃集めていたんですが、国宝シリーズは私が5歳の頃からの
シリーズなので当然リアルタイムでは買えず、切手商から買ったのです。
でもそれぞれのシリーズに必ず単価の高いものが1枚あって、なかなか
そろえることができませんでした。
いつしかどこにしまったか、あるいは処分してしまったか・・・
行方不明になってしまいました。
それを大人になった今、一気に全部集めてしまおうというわけです。
いくらかかったと思いますか?
1,800円です。
えっ、そんなもんなの?
なんか全身から力が抜けるような金額ですよね。
集めていた人ならわかるはず・・・
いくら35年前でも、それくらいの金額だったら、
とっくに全部そろえられたはず・・・
どうなってるの切手の世界は今・・・
当時の記憶で一番高い普賢菩薩は3,000円くらいしたはず。
それが今では200円。
切手少年憧れの「見返り美人」も値上がるどころか、当時の値段より
2,000円くらい安くなってる。
35年前より2,000円安いとは異常としか思えない。
物価の水準からするとあり得ない話ですよね。
どうも全国的に切手収集の人口が激減して、需要と供給の
バランスが完全に崩れているようです。
そーいえば、切手集めてる人って子供、大人問わず見かけないですよね。
ちゃんとここにも経済の仕組みが働いていた、ということですね。