あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

けっこう、憶えてる

2017年06月30日 02時23分05秒 | 写真

  

死んだ母には、今年96歳になる姉がいる。

8人兄弟の、たしか長女だったと思う。

もう、ひ孫が大学生とかいうレベルだ。

その姉はすごく元気で、3年くらい前まで車を

運転していた。

さすがに今は、息子に免許証を取り上げられたようだ。

足腰は弱ったが、頭はまださえている。

私の家に自分から電話してくるくらいなのだ。

  

その姉が少し前にハマったのが写経だ。

ちゃんと、ペンネームまで考えてある。

その写経したものを軸装して、兄弟に贈るのが

楽しみだった。

我が家にも、贈られてきた。

仏壇の脇に下げている。

数ヶ月前、「たしか、お前の家にも贈ったよな」という

電話が来た。

「ああ、ちゃんと仏壇の脇に下げてるよ」と答えた。

よろこんでもらえたようだ。

それから、誰それに贈っただのの自慢話が続いたので、

「こんど写真撮って、送っから」

と答えた。もちろん、社交辞令だ。

  

そして昨日、「まだ写真が、届かないんだが・・・」という

はがきがきた。

電話ではなく、「はがき」というのがポイントだ。

本気にしていたのかよ。

しかも、はがきとは・・・うーん、なんともやらしい方法だな。

普段と同じく電話すればいいのに・・・ちょっとカチンとくるね。

しかたない、うそではないから、撮って送るか。

  

おまけ

  

今年のアヤメ苑のキャンペーンスタッフだそうな。

本郷の窯元の跡取り娘だって。

なんだよ、いいとこのお嬢さんじゃん。

しかし、高田の祭りなのに本郷って・・・・あっ、会津美里町だからいいのか。

昔はガツガツ寄っていったんだがなあ・・・歳かね、これくらいで満足。

「いい歳こいてキモい」と思われたくない、という気持ちも

半分ある。

  

二本松少年隊のキャンペーンスタッフも来ていた。

キャンペーンですか・・・・私には、コスプレにしか見えないんだが。

でも、あんな悲惨な歴史を、かっこいいコスプレでいのかね。

ヒーロー戦隊じゃ、ないんだぞ。

若者が勘違いするじゃないか。輝かしい戦歴を残したかっこいい

部隊ではない。12歳の子供もいた、ほぼ全滅した部隊だ。

二本松の菊人形に行くと、だいたいその年の大河ドラマが

テーマになっているのだが、それとは別に、二本松少年隊の常設館がある。

それまでの観光、ピクニック気分が吹っ飛ぶ、重い内容だ。

この悲劇を多くの人に知ってもらいたい、という気持ちはわかるが、

観光客を「ドローン」とした気分で、帰さないでもらいたい。

私も沖縄旅行の時、帰りの飛行機まで時間があるからと、

無理矢理タクシーの運転手に「ひめゆり記念館」に

連れて行かれたことがあった。

もちろん、距離と待機時間稼ぎだ。

今までのバカンス気分が吹っ飛んだよ。

まあ、機会があれば、見てください。菊人形の開催期間は、

入場料を払えば見られます。それ以外の期間は、わかりません。

たぶん、常設館だけの入場料になるのではないかと思います。

  

昼は花扇でそば。

ここは以前紹介しましたのでそちらを参照してください、と言おうとしたが、

あらっ、200円値上がりしてる。

天ざるそば、1,200円です。

以前は1,000円だったため、まあ、こんなもんか、という感じだったのだが、

200円値上がりして、この天ぷらの量かあ・・・・ちょっと割高感がでてきた。

うーん、氷水でのしめが、あまいねえ。

そば粉云々とか以前に、ぬるいそばはダメよ。熱いか冷たくなきゃ。

ちゃんとやれば、腹さえ減ってれば大概のそばは食えるんだから(笑)。

あやめ祭りで忙しいのは、わかるんだが・・・実際、混んでいたし。

やることをちゃんとやらないと、肝心の常連さんが離れるよ。

 


また、駐車場代かあ

2017年06月28日 02時12分04秒 | 写真

  

会津下郷町に行ったついでに、数年ぶりに「塔のへつり」

にでも寄ってみようかと思ったんだが、案の定

有料駐車場ときてやがる。

渋々、200円を払い歩いて道を進んだら、なんと無料駐車場が・・・

失敗したか?

いやいや、ちょっとまて、「無料駐車場」と書いてあるのは、

すべてお土産屋の駐車場だ。

いちおう無料だが、日本人ならタダでは帰ってこれないだろう。

ということは、200円で堂々と車を出せる、あっちの方で

良かったかもしれない。結果論だが。

しかし、この土地があの管理人のおっさんの私有地で、

この道路に路駐されると、地元の観光関係者が困るとしたら・・・

私だったら、駐車場やるかもな(笑)。

  

  

  

この頃、協力金だの駐車場代だのって、細かいことを

言ってるように思われるかもしれないが、イベント時だけ

行く人と違って、私は定期的に行くので、けっこう違いが

大きいのだ。

  

そんで、結果は?

会津の人なら、お馴染みの風景。

  

  

  

会津以外の方に説明すると、中央の川が両端の岩盤を

長い時間をかけて削ったもの。

その時の流れ方の違いにより、色んな模様になる。

いちおう、「会津で観光する場所」としては、有名です。

ただし、小学生以下のお子ちゃまは、ちょっとつまらないかも。

  

おおカエル君、気楽でいいねえ。

カエル「お前に、言われたくねえよ」

失礼しました。

  

吊り橋を揺らすバカがいる。マジでやめてくれ、そこの中国人、おまえらだ。

ちなみに「へつり」とは、崖という意味らしいです。

そもそも、なんで下郷町に行こうとしたか?

昔、会社の同僚が芋煮会の幹事を任されたのだが、

その場所が下郷町の養鱒公園だったのだ。

会社は会津若松市にあったので、周りからの通勤事情を

考えれば、おのずと場所は会津若松市近辺に昔から決まっていたのだが・・・

まあ、彼の地元ということで色々と便宜を図ってもらえる、という

メリットがあったんだろうが、喜多方市から下郷町まで烏龍茶を

飲みに行く人間(私は飲まない)のことを、少しは考えてほしかったね。

  

帰りに芦ノ牧温泉駅のトイレに入ったのだが、運良く2代目駅長の

ラブ(猫)に遭遇。

でも、撮影禁止だったので、写真は、なし。

なんでも、初代駅長のバスが、カメラのフラッシュで目を

悪くしてしまったから、らしい。

私はそれでも、いっこうにかまわないが、現代はSNSの

「芦ノ牧温泉にいま~す。きゃー、ラブかわいっす!!」

という時代。

どこまで、これが通用するかね。

写真は困るけど、お客さんには来て欲しいんだろ?

 

おまけ

  

かなり前に、近くにある大内宿の駐車場について書いたんだが、

あそこも駐車場代500円とられる。

しかし、あそこに駐車したら、大内宿を観光する以外ないのだ。

他に、行く所がないからだ。

100%、大内宿にお金を落とすことが確実なわけだから、

村内で話し合いをして、順番で交通整理要員をするなり、

もっと工夫して、なんとかしてもらいたいんだよな。

 

 

 


やっぱり、四季島を撮ってしまった

2017年06月26日 01時46分31秒 | 写真

  

先日、「四季島が走るよ」と、記事にしたが、

別に私自身は、撮影するつもりはなかった。

しかし、しばらく流し撮りしていなかったので、練習も

兼ねて撮影してみた。

列車を撮影するときは、風景の一部とするか、あるいは

鉄のように列車をメインにするかによって、レンズと

構図が違う。

  

よく見かける「三脚を立てて、待っている」という鉄道写真の

光景は、実はあれでは、1、2ショットしか撮れない。

列車がくるまえに、がっちり構図を決めて、あとはそこに

列車がハマるのを待っているだけなのだ。

だから、鉄は流し撮り用にもう1台、望遠レンズをつけた

カメラを持っている。

そのカメラで追うのだ。

  

今回のセッティング。もし、参考になれば使ってください。

  

今回の撮影場所は、よくSLなどで登場する、山都町の一ノ戸鉄橋。

引いて風景写真としても画になるのだが、今回は、

列車が「四季島」であることが判別できなければ意味がないので、

ある程度列車が大きく写り、なおかつ、ある程度風景も映り込む

中望遠を選択。

ISO感度の設定。

天気が悪く、シャッタースピードが出ないので、ISO800に設定。

「そんなもの、オートでいいじゃん」

と言われそうだが、フィルムでもデジタルでも、可能な限り、

低い感度で使用してください。

その方が、きれいに色が再現されます。

ISO感度を上げるときは、「これでは、ぶれる」という、

やむを得ない状況の時だけです。

特に動いている物の撮影の時は、重要です。

  

モードを「連写モード」にします。

よく記者会見で、「パシャパシャパシャ!」って音するでしょ?あれ。

列車はある程度の速度で移動していますので、メモリー書き込み

完了を待っていたのでは、枚数が稼げません。

記者会見で連写するのは、人間の行動は予測できないので、

「うわっ!」という瞬間、撮れてないとデスクから叱られるから(笑)。

これは、カメラの性能(バッファ容量)に依存します。

意外に落とし穴なのが、安くて低速なメモリーカードを使っている場合、

すぐにバッファがあふれ、シャッターが切れなくなります。

良いカメラを買ったら、メモリーも良いものにしないと、

本来の性能が出せません。

あっという間に、昔のフィルム1本分撮り終わるよ。

昔は、「あ~、フィルムもったいね~」と思いながら撮影していたが、

今はデジタルになって、気が楽だね。

  

AFを「サーボ」モードにします。昔は「動体予測」モードと言ってました。

同じ速度で移動している場合、今の距離から1秒後には

どれだけ移動するかは計算で求められます。

同様に、今のピント位置から1秒後のピント位置まで、どれだけ

レンズを移動させれば良いか、計算で求められるのです。

これの繰り返しで、ピントを合わせ続けられるのです。

サーボの得意な物・・・・・等速度運動するもの。車、飛行機、列車、船。

サーボの不得意な物・・・・動きの予想がつかないもの。生き物(人間、動物)。

AF?俺なんかMFだぜ、と言う方はどうぞどうぞ。

私は「いいな」と思った物は取り入れる方なので・・・

  

  

ちなみに、流し撮りでプロが使うテクニックとして、スローシャッターがあります。

スローシャッターにして流し撮りをすると、背景が流れてスピード感が出ます。

しかし、しっかりカメラをホールドしないと、被写体がぶれてしまうので、

慣れないうちは、お勧めできません。

 

喜多方駅に1時間くらい停車するので、追いついて駅で撮影。

駅前の駐車場、無料駐車時間20分、ギリギリだったぜ。

  

なんとも中途半端な構図だが、周りの住民に迷惑をかけず、かつ

伊代ちゃんのようなことはしたくないので、これがギリギリ。

  

しかしさあ、鉄といっしょに撮影していたんだが、列車もきていないのに、

なんでパシャパシャとシャッターを切るんだろ?わからん。

そのくせ、私の連写モードが炸裂したらびっくりして見ていたが、

おいおい、それくらいは基礎だぞ。

  

最後に、以外と難しいのがベストショットの選択。

明らかな失敗写真が多ければ選びやすいのだが、連写モードだと

似たような写真が一杯になる。

しかもカメラの性能が上がっているので、明らかな失敗が少ない。

けっこう、選ぶのに悩むよ。

あと、四季島って、結構な頻度で走るので(磐越西線がルートに入ってる)、

地元にいれば、いつかは見られると思います。

時刻は、前回記事にした時間で固定のようです。

 

 


新鶴-高田あたりを散策

2017年06月24日 00時15分24秒 | 写真

  

私は会津に住んで数十年になるが、実は

行ったことがない場所がたくさんある。

福島の父と山形の母、仙台の嫁なので、親戚が

1人もいない。

「よし○○に行くぞ」と思わない限り、地元近辺を

歩き回ることはないのだ。

そこで、今回は新鶴-高田あたりを散策。

  

正確に言うと「会津美里町」なのだが、この会津美里町

という名前、会津の人以外はわからないかもしれないが、

実にややこしい町名なのだ。

「本郷」なのか「高田」なのか「新鶴」なのか、わからない

のだよ。

町村合併でそうなったのだが、それぞれけっこう離れているので、

最後まで住所を聞かないと、わからないのだ。

「会津美里町○○・・・」どこだ?

「高田だよ」

「あっ、そう」

という感じだ。

  

蓋沼森林公園

名前からすると、なんかワクワクする感じだが、山の上の

キャンプ場(失礼)。

管理棟とトイレは確認したが、あとは、わからない。

かなり登る、というか、山道+道路が狭い+案内が少ない、ということで、

「ほんとに、この道でいいんかよ」となる。

これに、初めての道、というファクターが加わって、不安しかない。

東の山からの眺めはけっこう経験があるが、西の、しかも

地元から南の土地での眺めは、はじめてだ。

かすかに、会津若松市が見える。

公園なので、開門閉門時間がある。

訪問の際は、時間に注意。

ただし私のような外部の者が、観光に行くような所ではないと思うよ。

  

法用寺

  

  

 

 三重塔

  

  

  

  

会津で唯一の塔建造物だそうです。

そう言われれば、他に見たことないな。

1,700年代の建造らしく、寺院の建物としては

それほど古くはないようです。

元々、この塔は仏舎利塔で、仏陀の舎利(細かく砕いた骨)を

収めるものである。

京都、奈良にある超有名クラスの寺院の五重塔などには、

心柱の下の礎石の下あたりに、本当に埋めてある。

学術調査で掘り返したときに、たまにマスコミで報道される。

権威が欲しい新興宗教の団体などが、1粒1億円くらいで、

海外の寺院から購入する場合があるそうだ。

そう、仏陀(ゴータマ・シッダールタ)は実際に存在した人物なのだ。

このお寺には?ないよ、たぶん、というか確実に。

 

龍興寺

  

  

  

急に信心深くなったわけでないよ。

蓮の花の具合を見に来たのだ。

蓮池のあるお寺は少なくないが、過去に良い作品が撮れると、

またあそこに行ってみよう、となるのだ。

会津若松市では「御薬園」が蓮で有名だが、あそこは人が多く、

有料だからね(笑)。

  

ここで、地元の方は、

「高田はわかったけど、新鶴がねえんじゃね?」

となると思う。

ちゃんと、行きましたよ。

中田観音---本堂改修工事で見られず。

ほっとぴあ新鶴---なんだよ、温泉保養施設かよ。

でした。

でもこれで、図らずも会津三大観音を廻ったな。

立木観音(塔寺)、中田観音(新鶴)、鳥追観音(西会津)らしい。

もちろん、ご本尊は撮影できないので、写真は、ない。

寺社はいいねえ。入場無料、年中無休で自然がいっぱい。

地元でも部外者でも、ウェルカムだし。

たまに参道のお土産屋が、ウザい時があるが。

 

 

 


おっ、山都駅に四季島が停車する。

2017年06月23日 16時51分09秒 | 写真

  

明後日(25日)のことなので、臨時投稿。
山都駅      5:24着
         6:00発
喜多方駅   6:16着
       7:12発
会津若松駅    7:30着
       11:22発
猪苗代駅   11:54着
      12:00発
郡山駅     12:41着
      12:44発
間の通過時間は、各自計算してください(笑)。
 
なお、磐越西線は単線のため、停車しても、すれ違い列車待ち(ドアが開かない)の
可能性があります。
当然ながら、たとえドアが開いても、列車の中には入れません。
会津若松駅のように停車時間が長いときは、ホームを塞ぐわけにはいかないので、
別の場所に移動しています。