あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

こんな写真も撮ってます。フィルム編 最終回

2019年03月31日 01時00分00秒 | 写真

  

沖縄に旅行に行っても、がっつり撮影。

ルームキーがおしゃれだったので撮影。

ノーストロボで低感度フィルムだったので三脚使用。

空港のX線検査で引っかかったが、持ってきて正解

だった。

今、私はデジカメをISO400で普段使っているの

だが、このときはISO50。

いくら超微粒子とはいえ、これはきつかったねえ。

昔からの愛好家はピンときたはず。

そう、フジの「ベルビア」です。

  

部屋から、近くのホテルを長時間露光。

女房から「夜中に他のホテル撮って、なにが楽しい

かね」と文句を言われた。

本当は外に出て、もう1枚撮影しようとしたのだが、

この一言で、出るに出れなくなってしまった。

  

ちゃんとお土産も被写体にしたよ。

このホネ貝、2,000円もしやがる。

床は楽譜。そこら辺にあった物を、適当に敷いたの?

いいえ、ちゃんと、意味はあるよ。

本、新聞だと読めてしまうので、写真を見る人の

注意が、そっちの方にいってしまうのだ。

しかし、タクシーの運転手さんが、「貝の博物館、

行かれました?」と言うから「いいえ」と答えたら、

「すごいから、ぜひ」というので行ってみたのだが、

博物館は2階で、1階のお土産屋を通らないと、

外に出られないようになっている。

うーん、うまくはめられた。

そこまでわかっているのに買ってしまう俺も、

ばか(笑)。

  

実は、他のカメラも持っていた。

私のブログでは、ほとんど登場しないが、

マミヤ645という中型カメラを持っていた。

ちなみに、普通のカメラは35mmと言います。

フィルムの対角線が35mmだったことから、

そう呼ばれていました。

デジタルカメラも、センサーの対角線が35mm

あるものは、「フルサイズ」と呼ばれています。

それより小さいサイズは、APS-Cとかいろいろ

あります。

ある程度風景写真をやってると、中型カメラが

欲しくなるんだよねえ。

ペンタ645、ハッセルブラッドとかさあ。

ただ、手持ちができないので三脚必須。

手でフィルムを巻き上げるから、連写も無理。

AFもなし。

マミヤ645は、自動露出ファインダーもオプション

でした。

しかも、バカみたいに高かった。

モデル撮影なら、露出計(白い玉)を持って行けば

いいが、風景は、どうすんのよ。

自動露出ファインダーを買うか、反射光露出計を

買うか、勘で撮影するか(笑)。

その勘も、現像が上がってくるまでは、

当たったどうか、わからない。

あまりにも機動性が悪いので、売ってしまいました。

  

社内でモデルを調達。

同好会でモデル撮影会をやることになったのだが、

プロのモデルをオファーする金などない。

しかし、素人だと、なかなか画にならない。

そこで、総務課の方にモデルを依頼。

食事代だけで済んだ。

「よく、引き受けてくれたねえ」と思われるが、

彼女は元「ミスあやめ」。

撮影されるのには、慣れていたのだ。

衣装も当時のもの。

ミスに選出されたのだから、それなりの自信がある。

やはり、容姿に多少自信があるくらいの方が、

ポーズ、表情などが堂々としていて、

違いがはっきり出るのだ。

偶然、元ミスあやめが入社したのではない。

社長が惚れ込んで、口説いて入社させたのだ。

だから、詳しくは言えないが、それなりの納得の

配属先になっていたよ。

同好会に総務課の人がいたから、

そういう内部情報も聞くことができた。

 


こんな写真も撮ってます。フィルム編 Part4

2019年03月29日 01時00分00秒 | 写真

  

今から27年前の「塩川花菖蒲まつり」の撮影会。

今でも撮影会はやっているようですね。

一般の人もいるから、「あらあら、撮影会やってる

わよ」と指を指されて恥ずかしいんだよね。

モデルさんは、そろそろ還暦のはずです。

  

なにを思ったか、撮影会に白黒フィルムで参戦。

「何か斬新な写真が撮れるのではないか」なんて、

思ったんでしょうかね、当時。

フィルムは白黒なんですが、スキャンしたら、

白黒モードではSilkypixが読み込めないことが判明。

カラーモードの白黒です。

わからない?

白黒モードは、真っ黒から真っ白までの明るさ

のみのデーター。

カラーモードは、いろんな色が使えるけど、

いろいろな明るさの黒に見えるように、

各色を混ぜて表現しました、ということ。

だから白黒なのに、色のデーターを持ってます。

日本語IMEオフの「A」と日本語IMEオン半角英

の「A」、人間が見れば同じ「A」だが、片方は

その気になれば、漢字も混在できる状態。

それと同じ感覚。

  

協賛社から提供されたフィルムを使って、

さらにそれを主催者のカメラ屋で現像する、

という条件で参加した撮影会。

フィルムメーカー、カメラ屋のタイアップ企画。

自分のお気に入りのフィルムで、ひいきにして

いるカメラ屋に現像にだされては、

元が取れないのだ。

ヌード撮影会なのだが、諸々の事情で、

これだけで勘弁して。

ちなみに、ネガをそのままスキャンすると

こんな感じになっている。

最初の写真は「退色復元、ゴミ除去」処理を

している。

ネガは退色が早い。

皆さんの古いネガもこうなっていますよ。

デジタルにするなら、早いほうがいいですよ。

  

東日本大震災前の豊間海水浴場。

震災の後、約2メートル防波堤がかさ増しされて、

写真のような風景ではない。

写真は芸術作品であるのと同時に、記録でもある、

ということだね。

そーいえば、あの時の駐車場の管理人のおじさん、

大丈夫だったのだろうか。

 


こんな写真も撮ってます。フィルム編 Part3

2019年03月27日 01時00分00秒 | 写真

  

今までコントラストの強い作品を撮影してきたので、

今度は同系色で撮ってみよう、という感じで

撮影した作品。

  

もちろん、自分で花を買ってきて生けて、背景紙も

ライティングも自分。

花瓶に水が入ってないから、撮影が長引くと

花がしおれるんだよね(笑)。

でもね、「写真撮影用の花です」と言うと、

花屋さんも気合いを入れて選んでくれる。

  

同じコンセプトで撮影した作品。

コカ・コーラのポスターじゃないよ。

さすがに赤缶だと、背景に溶け込むのでライト

を使用。

床は銀紙です。ちょっとメタリックでしょ。

しずくはもちろん「やらせ」です(笑)。

写真雑誌に「シズル感」とか書いてありまして

ねえ・・・

私は喫煙者なので、ラークは無駄にしません

でしたよ。

  

たんに、かすみ草を撮っただけなのだが・・・

どういう訳か、背景が青くなってしまった。

青い背景紙は持っていない。これは黒なのだ。

どういう間違いでそうなってしまったのか、

不明な作品。

ある意味、失敗作。

私の予想では、いろんな色を混ぜて黒を作っていた

のだが、ライトで青の成分だけが浮き出てしまった

のではないかと。

  

部活の後輩の就職先に、「会員になるから撮ら

せろ」と半ば脅迫して撮影した。

私がポジを使う前、なんと、33年前の作品。

彼女は、もう孫がいてもおかしくない年齢。

写真を始めたばかりで、「室内だけどストロボ

使えない?んじゃISO1600使うか」なんて、

アホみたいな考えをしてた頃。

  

これは、背景を黒にしたけども青くなってしまった

のではなく、青い背景紙を買って撮影したもの(笑)。

まあ、水の躍動感でも表現したかったのかな。

今となっては、当時の気持など忘れてしまった。

アシスタントなんていないから(当時は独身)、

水を垂らしながら、カメラのレリーズを押していた。

マクロ域に近いので、「やばっ、カメラにかかる

~」とかあせってましたね。

 


こんな写真も撮ってます。フィルム編 Part2

2019年03月25日 01時00分00秒 | 写真

   

できたばかりのころの「あいづ村 子安観音」。

今はわからないが、当時はライトアップされていて、

付近の住民から「気持ち悪い」とクレームが

きていた。

  

27年くらい前の東京。

上野伯養軒から撮影。

いや~、カメラを持って東京をブラブラするのが、

こんなに恥ずかしいとは思ってもみなかった。

浦和まで友人の運転で車で行き、そこから

京浜東北線で上野まで行った。

日帰りだよ(笑)、しかも帰りも友人の運転。

若いから、無茶してたね。

神田や原宿、新宿歌舞伎町とかにも行ったのだが、

とても撮影できるような雰囲気ではなかった。

タクシーで「原宿まで」と言っただけなのに、

「今日は東京見物ですか?」なんて言われた。

田舎者オーラ全開だったんだな。

  

今はなき「特急 あいづ」。

「なんで、『あいづ』は喜多方まで来ねえの?」

「そりゃ、架線がねえからよ」

「ふーん」

それから、喜多方まで電化されたのと同じくらいに

廃止になってしまいました。

でもその前に意地で、郡山から会津若松まで乗って

やりましたよ。

でも、今の快速とほとんど時間は変わらないんだ

よね。

しかも、新幹線の乗車券と一緒に買うと割引に

なるらしい。

ここら辺は、私は郡山までは車を使うので、

よくわからんが・・・

特急、なくなる訳だよね。

磐越西線から東北本線へ列車が入ったときの

興奮なんて、今の人にはわかるまい。

  

赤瓦ではない、鶴ヶ城。

鶴ヶ城は全国でも珍しい赤瓦だそうだ。

近年「オリジナルと同じにしよう」ということで、

復活したのだが、個人的には、昔の色が好き。

  

撮影後の喫茶店で一枚。

若い貪欲な頃は、こんな時も撮影してましたよ。

他のお客さんがいたら、さすがにやらないんですが、

このときは、偶然に私だけでした。

この店は、今は美容室になってます。

  

 

 

 


こんな写真も撮ってます。フィルム編 Part1

2019年03月23日 01時00分00秒 | 写真

  

今、私がブログにアップしている写真は、

ほとんどデジタル時代のものである。

理由は3つ。

 

一つは「撮りためた物を小出しにアップするのは、

楽しすぎかな」ということ。

もう一つは、デジタルだとアップしやすいからだ。

スキャン、レタッチという工程がいらないからね。

最後は、写真を情報として捉えた場合、古いものは

誤解を与える可能性があるからだ。

しかし、キャリア30年以上の私は、今の段階でも、

まだフィルムの作品の方が多い。

そこで、昔こんなことやって遊んでました、

というヤツを発表。

場所、施設を見て「行ってみるか」となった場合、

必ず今どうなっているか、確認してくださいね。

  

赤いホリゾントで、マスコットを撮影。

ちゃんと理由があります。

「ソフトン」という柔らかい調子になる

フィルターを購入。

さっそく「撮ってみんべ」となったのです。

  

自分で花を生け、白いホリゾントで撮影。

これにも理由があります。

「フォギー」という霧がかかったようになる

フィルターを購入したので、

早速撮影してみたのです。


撮影時は、背景は真っ白だったのですが、

フィルムの退色、スキャン時のゴミ、

スキャナーがそろそろヤバくなってきた

ので、こんなありさまです(笑)。

  

レコードを買った時のクーポンを貯めてもらった、

ベートーヴェンのレリーフと楽譜の多重露光。

はじめて多重露光できるカメラを買ったので、

早速撮影。

コツは、2回多重露光するときは、それぞれ1絞り

アンダーにして、2回で適正露出になるように

します。

どう重ねるかは、イメージを想像して勘です。

今は、仕上がりがすぐ確認できるから、いいよね。

楽譜はもちろん、ベートーヴェンの作品。

こういう細かいこだわりがあったんだね、当時は。

  

恐れ多くも、仏壇の観音様の写真?

これは、入魂前の、デパートから買ってきた

ばかりの観音様。

したがって、まだインテリアのレベルです。

背景を、2色の紙(正確にはプラ板)で

グラデーションをつけてみよう、と思った作品。

まあまあ、よく撮れてるとは思う。