いつものようにガストでモーニング。
私の隣にカップルと思われる2人が座った。
そして、少し遅れて女性が反対側に座った。
カップルはガツガツとガッチリ飯、反対の女性はドリンクバーのみ。
話の内容からして、これから結婚しようとしているカップルと
スタッフ(司会者)との打ち合わせのようだ。
そーいえば、もうすぐ6月だからな。
スタッフ「お友達の○○さんは、どんな方なんですか?」
男性「こいつは、根っからのクズでして・・・」
女性「そんなこと言えないでしょ」
男性「こいつの結婚式でスピーチをしまして、それのお礼というか仕返しですね」
スタッフ「昔からヤンチャでした・・とかどうですかね」
などと、話をしながら、スタッフはペンを走らせていた。
すると、おもむろに男性が、
男性「実は私、吉田松陰のファンなんですよ、招待客のほとんどが会津人で、反感買うかもですが。」
「長州で、会津の敵ですからね」
心の中の私「へ?」
男性は、吉田松陰について熱く語り出した。
あまりの熱さに、スタッフもしばし聞き入っていたのだが、
スタッフ「吉田松陰の等身大のパネルでも用意しますか(笑)」なんて、その場を取り繕い始める。
まああの場合、そう言うほかないだろう。
心の中の私「やっと終わったか?」
そしたら今度は武田勝頼の話・・・
さぞかし女性は、あきれてるのかと思いきや、
女性「関ヶ原の西軍の総大将の石田三成は・・・」
心の中の私「西軍の総大将は、毛利輝元」
おいおい、おまえもか。
歴史好きのカップル?と思ったんだが、知識が浅くて偏っている。
よく聞くと「歴史ゲーム好きのカップル」のようだ。
スタッフも色んな対応をしなければならないから、大変だな。
おまけ
この写真は、見る人が見ればすぐわかる。そう「山ウド」。しかも天然。
裏磐梯に撮影に行った際、足下を見たら生えていた。
私は全く山菜には興味がなく、これを見つけてもスルーなのだが、
亡父によく連れられていたので、けっこう山菜は見分けられる。
写真は撮るが、山菜は採らない・・・なんちゃって。
でも実は国立公園内での山菜採りは、グレーなことなんだよ。
「みんな、やってるよ」と言われるかもしれないが、黙認してるだけで、
決してOKしてるわけではないのだ。
法律上は、なにも採ってはいけないのだ。花、山菜、小石・・・
でも山菜って、採った後からが本当の仕事なんだよな。
そう、後始末。
仕分け、あく抜き、塩ゆで、乾燥・・・
男はこういうのやらないからね。亡母がよくこぼしていたよ。