有志によるドライバー。
Windowsが動作するPCに、かなりのシェアで
搭載されている、Realtek社製のHDサウンドチ
ップ。
その割合は、かなりのものである。
実際、私のPCもそうだ。

当然、そのチップをコントロールするには、ド
ライバーが必要なのだが、すでに最終バージョ
ンがリリースされて数年たっているにもかかわ
らず、いまだに更新されていない。
しかし、これは別に悪いことではない。
「もう、完璧でバグはありませんよ」という
意味でもあるからだ。
しかも、Windows10のインストールDiskに入
っており、Windows10をインストールする
と、自動的にドライバーがインストールされる
ので、なにも心配はいらないのだ。
「バージョンアップ」というと、何かすべてい
いことのように感じられるが、新たなバグが発
生したりして、必ずしも、いいことだけではな
いのだ。
しかし、世の中には、「そんな化石のようなド
ライバーで、満足できっかよ」という人たちが
いることも事実。
そこで、「本家が作んないなら、俺たちで作ろ
うぜ」という動きになったのだ。
有志による「勝手にドライバー」である。
音に強いこだわりがある人たちのドライバー
なので、かなりのクオリティが期待できるの
は、想像に難くない。
いやはや、すごい世界だね。
ということで、このドライバーをインストール
してみた。
最初、Windows10をインストールした時の
ドライバー。

Microsoftになっている。
インストール開始。

どれどれ、どうなっているかな。

おっ、Realtek Semiconductor Corp
になってる。
署名も、Microsoft Windows Hardware
Compatibility Publisherになってる。
専用アプリもインストールされた。

ちゃんと音も出るし、うまくいったみたいだ
ね。
興味のある方は、「Realtek HD Audio Driver」
でググってください。
ブログアップ時点で、最新バージョンは、
6.0.9116.1です。
フリーソフト(無料)ですが、インストールは
各自、自己責任でお願いします。
おまけの話。
PCで「いい音を聴きたい」と、思わない方が
いい。
なぜなら、PCケース内はノイズだらけだから
だ。
電源、CPU、グラボのファン、BD、HDDの
モーター・・・
一時期、私はいい音にしたくて、高いサウンド
ボードを入れていたが、今はやっていない。
あまり意味がない、ということに気がついたか
らだ。
もし、やりたいのなら、USB接続の外部DACを
お勧めします。