14年前に死んだ親父宛てに、役所の
土地関連の部署から、郵便がきた。
内容は省略するが、「なんだよ、いまごろ。
ちゃんと死亡届け、出したろ」と思った。
話をするために、家にくるそうだ。
役人「○○○(死んだ親父)さんのお宅ですか」
私「親父は、とっくに死にましたよ」
役人「そうなんですか。世帯主の方ですか」
私「そうです。長男の、あべちゃんです」
役人「失礼しました。土地・建物の所有者が
○○○さんになってましたので・・・」
なんだとぉ!!!ちゃんと相続したぞ!
次の日、市役所に確認に行った。
そしたら・・・親父の名義になってる・・・
なんで?ちゃんと書類、書いたぞ。
固定資産税も、私宛に来るし。
思い当たる節がないわけではない。
あの時、同時に母親が救急車で搬送され
たのだ。心臓の病気でね。
あやうく、ダブル葬式になりかけたのだ。
そのゴタゴタで、出すのを忘れてしまった
のかもしれない。
いずれにせよ、このままではマズい。
しかたなく、司法書士の事務所へ・・・
母親は山形市生まれなので、郵送で、
戸籍謄本を依頼、福島市にいる弟には、
同意書のサインを依頼・・・
いやぁ、大変だよ。
そして無事、相続完了。
67,000円くらい、かかったよ。
う~ん、痛い。
ちなみに、法定手数料だから、司法書士
の人が、ぼったくったわけではないよ。
念のため。
今思えば、司法書士に金払った記憶ねえな。
あれだけの金額なら、覚えてるわな。
なお、司法書士の人に聞いたのだが、
土地・建物の所有者と世帯主が違うなんて、
普通にあるそうだ。賃貸マンションとかかな。
固定資産税は、所有者がいなければ、
世帯主に自動的に請求がくるそうだ。
一戸建ての場合は、ね。
相続手続きしてるか、していないかなど
は、税務署には、関係ないそうだ(笑)。
その時に、取れる奴から取る、という
スタンスらしいよ。