私の母校、福島県立喜多方高等学校が、
福島県立喜多方東高等学校と、統合された。
少子化による、生徒の減少が原因のようだ。
喜多方東高等学校は、私が通学していた時
は、喜多方女子高等学校だった。
今回の統合は、新しい名前になるのではな
く、喜多方高等学校になるようだ。
学校の統廃合は、時代の流れで仕方のない
ことなのだが、なにより残念なのは、校歌が
新しくなってしまったのだ。
作曲者は、あの「小田和正」さんだ。
一般的な人は、そんなに校歌に思い入れは
ないと思うが、私のようにオーケストラに
所属していた人間にとっては、感慨深いもの
がある。
卒業式、入学式などの学校行事の際、体育館
の二階から、校歌斉唱の伴奏をしていたの
だ。
私の卒業式に出席した母親は、私が後輩の
演奏を心配して、二階席を振り向いた時、
泣いたそうだ。
「私の息子は、あそこで一生懸命演奏して
いたんだな」と思ったら、思わず泣けたそう
だ。
ちなみに、私の時代の校歌は、日本でも5本の
指に入るくらい、各番の長さが短かかった。
それが、10番以上あったのだ(笑)。
さすがに全部は歌えないので、1番、2番、
最後の順で、歌っていた。
どこかの校歌の、丸パクリだったらしい。
私の時代から、男女共学だったのだが、
クラスに女子は、7~8人くらいしか、
いなかった。
だから、体育の時間などは、野球をやっても
バレーをやっても、本気にならなかた。
逆に、女子のバッターに速い球など投げた
ら、先生に叱られたのだ(笑)。
遊び感覚で、楽しかったよ。