Youtubeを見ていたら、カラヤン指揮の
君が代の演奏の動画を見つけた。
私は自他共に認める、カラヤンのファンであ
る。
これは聴かずばなるまい。
ちなみに「動画」と言ったが、静止画で、演
奏のみである。
最初に拍手が聞こえるので、ライブ録音か、
演奏会で、内緒で録音されたものかもしれな
い。
演奏会のプログラムに「君が代」は、ないは
ずなので、たぶん、アンコールだと思う。
どっちにしろ、音源的にちょっとグレーゾー
ンな動画だね(笑)。
カラヤン指揮で演奏会となると、たぶんベル
リンフィルだと思う。
動画には、たしか説明は、なかったと思う。
で、肝心の演奏の内容はどうだったか・・・
感想は「ふ~ん」という感じだ。
ちょと言葉では表現が難しいが、君が代は
西洋の音楽の形式を無視している、と言って
も過言ではない。
いわゆる、東洋的な、独特の旋律なのだ。
私のような本土の人間が、沖縄音楽の持つ
独特の旋律に異国的な感情を持つのに似てい
る。
それを西洋人が理解するのは、なかなか難し
いのだ。
だから「美しいが、なんか違う」となってし
まう。
それは、しかたないのかな。
あと、正式な楽譜を使用していないようだ。
太鼓の音が入ってなかったからね。
あるいは、プログラムに太鼓を使用する楽曲
がなく、わざわざアンコールのためだけに用
意するのが面倒だったのかも(笑)。
まあ、おまけなんだから、これで良しとしま
しょう。
でもさあ、アンコール聴けるだけでもいいよ
ね。
中学生のころ、学校を休んで、東京まで
カラヤンの演奏を聴きに行ったのだが、その
時はしれっと、アンコールなしでやん
の・・・
まあ、「生カラヤン」見れたから、よかった
けどね。
たしか、中野の普門館だった。
プログラムあるから、見れば確認できるのだ
が、面倒くせえ(笑)。
当時の金で、D席6,000円だったよ。
相場的に、当時の一番いい席で、2,500円
くらいだったから、とんでもなく高価だっ
た。
それでも、即完売だったよ。
クラシックのチケットは売れないから、アイ
ドルのコンサートに比べると、普通は、安く
しなければならないのだが、出演者が多く、
なかなか安くできないのだ。
それに加えて、当時の最高の指揮者なのだか
ら、高くなるのは、しかたなかった。
そこからだよ、「プラチナチケット」という
言葉が出てきたのは。