こんなことも、ある。

 

皆さんは「カバー」って知って

ますよね。

ヒットした曲や名曲と言われる

ものを、オリジナルではない、

他の人が歌うことです。

個人的なことを言わせていただけ

れば、だいたいこういう場合、

オリジナルの方がいいんですよね（笑）。

でも今回、例外を見つけました。

 

私の好きな曲に「恋はみずいろ」という

のがある。

どれだけ好きなのか！

高校時代、音楽を聴いて各パートの

譜面を作り、演奏会で演奏したくらい

なのだ。

上級生、コンマスの権限で、パワハラ

まがいのごり押しでやったのだ（笑）。

オリジナルは、ビッキーという方が

1960年代に歌ったもの。

司会者が「ルクセンブルク」と言って

いたので、出身がそうなのかもしれない。

しかし、私が好きなのはこれではない。

好きなのはポール・モーリアがカバー

した方なのだ。

日本では、ポール・モーリアといえば

「オリーブの首飾り」なのだが、欧米

では違う。

「恋はみずいろ」の方が、はるかにヒット

したのだ。

実際、いろんなアルバムが出ているが、

「オリーブの首飾り」がないアルバムは

あっても「恋はみずいろ」がないアルバム

はないのである。

余談だが、昔は「ポール・モーリアを聴いて

いる」というのは、なかなか恥ずかしくて

言えなかったんだよ。

いわゆる「イージー・リスニング」と

言われる音楽は「喫茶店音楽」などと

言われて、ちょっと格下に見られて

いたんだ。

今は、そんなこと言う人はいないけどね。
　
話を戻すが、この曲のこのカバーが、

いいんだよ。

アレンジがうまいんだろうね。

特にストリングスの歌わせ方が、うまい。

いわゆる「弾いてる人が、気持ちいい」

アレンジなのである。

機会があれば、ぜひ聴いてみてね。