今年も恒例の「一太郎」のバージョンアップ
の時期がきました。
一太郎は(株)ジャストシステムのドル箱
製品である。
毎年、社員を食わせるため、きっちり2月に
バージョンアップする。
しかし、ワープロソフトを作って36年になる
と、ほぼ、「思いつくことは、すべてやり尽
くした」という状態になる。
あとは、余計な機能(失礼)を付けたり、
各機能の精度アップ、速度アップなどの
ブラッシュアップしか、やることがない。
実際、ATOK2020とATOK2021の違い
など、「説明してみろ」と言われても、私に
は説明できない。
逆に言えば、それほどの違いしかないので
ある。
もちろん、ジャストシステムの社員さんから
言わせれば「そんなことは、ありません」と
いう回答が、かえってくると思うけどね(笑)。
しかし、私のように一度製品を購入して
しまうと、「とりあえず、バージョンアップ
すっか」となってしまうのである。
しかも、けっこう安くはない金額である。
一太郎なんて、去年出番は、1~2回
だからね、コスパ最悪だよ。
でも、ものは考えようで、昔「パソコンは無
限の可能性がある」なんて、言われていた頃
は、ソフトにかなりのお金を使っていたが、
今は、だいたいパソコンでできる限界がわか
ってきて、いわゆる「ネタ切れ」状態であ
る。
従って、私を含めた大多数の人は、新しいソ
フト購入より、現在のソフトのバージョンア
ップにお金を使う方が、多くなっているんじ
ゃないかな。
こう言うと、「いやいや、VRとか新しいこと
あるだろ」と言われそうだが、「そういうこ
とではない」。
どんなに技術が進歩しても、現在の技術では
パソコンで味や匂いは伝えられない。
そういう意味では、PC処理の、入力->処理->
出力のそれぞれのデバイスが高速化、高精度
化されたが、革命的な進歩は、まだしてない
のである。
出力は、いまだに紙かディスプレイ表示
か音、あるいは、データーとしてネット、PC
内にアップロードするか保存することであ
る。
それが、高精細印刷、4K、8K表示、ハイレゾ
音源、光通信で高速化、SSDにより高速化され
ただけである。
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