今年は、雪が多かった。
ここ、数年で最高では、なかっただろうか。
そのせいで、桜の開花が、例年より遅くなる
のではないか、という予想が出ていた。
しかし、ここ数日、初夏のような陽気で、かなり
スパートをかけていきた。
近所の公園の桜は、こんな状態だ。
あと、もう数日で「満開」という感じに、なっている。
若木は、すでに満開だ。
なんだかんだで、結局、「いつも通り」ということに
なったね。
今年も、「しだれ桜」のイベントが、すでに
開催されている。
詳しくは、私の過去の記事を参照してね。
しかし、福島県は、コロナの新規感染者が、連日、
過去最高を更新してるんだよ。
願わくば、静かに鑑賞していただきたいね。
ちなみに、テレビ情報なのだが、桜は一斉に咲いて、
一斉に散るのはなぜか、知ってる?
桜も生き物だから、たまにへその曲がったヤツも
いていいはずだよね?
それは、日本中にあるソメイヨシノは、1本の原木
から作られたクローンだから、らしい。
コピーだから、同じ挙動をするのだ。
双子より、同じだ。だって、コピーだもの。
厳密には、ソメイヨシノという原種は、ない。
人間が交配させて作り出した品種だ。
それゆえ、ソメイヨシノは自分では子孫を
残すことができない。
接ぎ木でしか、増やすことができない。
繁殖に、人間の手を借りなければならない、
悲しい木なのだ。
しかも、長くて100年くらいが、寿命だ。
木としては、かなり短いほうである。
杉なんが、数千年生きるものも、あるからね。
明治の終わり頃に、全国に植えられたソメイヨシノ
が、そろそろ寿命らしい。
順番に枯れてくれれば、その都度、植え替えれば
すむのだが、一斉に枯れられては、「若木」だけ
になり、花見ができなくなってしまう。
全国の自治体が、頭を痛めているのだ。