風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

Private View を終えて。

2017-07-05 20:56:58 | 水彩画
私には、そんなに知り合いが多くないし、多分、私なんかの絵に興味を持つ人もいないだろうと思っていた。
でも、一応、思いつく限りの人に、来てくださいと声をかけてみた。
私のピアノの生徒さんとその家族が、3組、その他二人来てくれた。

来てくれたのは、クリスティーナと、その姉妹、そしてクリスティーナのお母さん、そして、Mちゃんとお母さん、心理カウンセラーとして仕事をしてるアラン、この3人が、私のピアノの生徒関係である。

そして、おととい、たまたま、スーパーマーケットWaitroseで会った、水彩画のクラスで一緒だったダイ、

あとは、もと英語学校の先生だったR氏、
夕方の6時から8時と限られた時間だったので、そんなに来てくれないだろうと思っていたら、意外と、これだけの数の人々が来てくれて、他のアーティストの関係の人々も来ていたので、会場は、賑やかで活気にあふれていた。

その上、Deputy Mayor(市長補佐)や、このソサエティの会長まで来ていて、私も、自分の作品に関して、いろいろと、質問されたりして、相変わらず、相手のしゃべってる英語が、わからない部分があり、しどろもどろになりながらも、適当な答え方をしていた。(;'∀')
そして、スマイルだけは、忘れないように、振りまいていた。

その甲斐あってか、絵も一つ売れた。
何と私の知り合いが買ってくれたのだ。まさか、売れるとは思わなかった。

夫も、ちょっと遠い所から、わざわざ来てくれた古い夫の友人が、彼のの作品を買ってくれたようだ。

いろんな人と喋って、しどろもどろになりながらも、楽しい時を過ごした。

こういう機会を与えて頂いて、発表する場があるなんて、本当に、恵まれてると思う。
日本に帰ったら、こんな風に、展覧会を気軽に開くことなんてできないだろうな。

アマチュアのアーティストのソサエティに入ってるから、年間25ポンドの会費を払ったら、年に何回か、こういう風に展覧会に出展できる。

主催者は、殆んど儲けなどないのでは?
お手伝いしてくれてる方々の報酬は?
リフレッシュメントのワインや、飲み物は、どこからお金が出てるのだろう?
などと、ついつい考えてしまう。

貴重な体験だった。また来年も出展出来たらいいな。
来月は、別の、会場での展覧会がある。
ここは、2点だけの作品が出展できる。
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初めてのPrivate View

2017-07-05 12:41:08 | 水彩画
ミリーの散歩もなくなり、先日は、ヨーキーのお散歩に行ってきた。
久々に公園に行くと、桜の木に、小さなチェリーがいくつも、なっている。



この木、春になったら、桜の花が咲いていたのかな?
いつも、桜の季節は、日本に帰ってるから、この公園の桜の花は、見たことがない。

月曜日は、地元のUnder Gorund Theatreで、行われるExhibition(展覧会)の搬入の日だった。
夫は、ちょうど、仕事がなくて、一緒に、車で搬入することが出来た。
私の作品、7点(ほとんどがA4サイズの小さなものばかり)と、夫の大きな作品6点を、スタッフの人に手伝ってもらいながら、ディスプレイした。

今夜は、プライベートビューと言って、アーティストの知り合いの人などを招いて、リフレッシュメントなどを勧めて、絵を見てもらうというイベントがある。

私にとって、生まれて初めての経験。

このところ、将来の事を考えると、不安が募ってきて、ちょっと、鬱気味だったから、このイベントは、こんな私の、生活に、少しは、活を与えてくれるのではないかと期待している。

毎週、金曜日と土曜日だけ、今月いっぱいまで、この絵の展覧会は、開催されている。
会場は、音楽イベント、小さなコンサートなどが行われている。

2年ほど前に、この会場で、シンガーの人とともに、ピアノを3曲ほど弾いたことがある。
あの時は、あがってしまって、おまけに、初めて弾くこの会場のピアノ、暗い照明のため、よく見えなくて、
オクターブ間違ったキーを弾いてしまって、冷や汗ものだった。

展示する絵は、今までの作品に加えて、日本風のものも描いてみた。



これは、ものの10分ほどで、描き終わった。
でも、絵を吊るすのを手伝ってくれた人、「この絵、いいね」って褒めてくれた。(^^♪

最近、BBC4で、"Art of Japanese Life" と言う番組が紹介されていた。
日本の美とは、簡素なものにこそ、ありけりみたいなことを、日本人よりも、もっと詳しく、そして、わかりやすい英語で説明していた面白い番組だった。

シンプルなののほうがいいかな?
水彩画の技法でも、白い部分を、敢えて残しておくというのを、先生に教わった。



この竹、まだまだ、筆遣いが下手くそだけど、一応、和風に見えるかな?

実は、この絵は、母の持っていた本をコピーしてきたものを、参考に描いた。
母は、絵手紙を習いに行ってたものだった。
絵具や、本など、多く持っていたけど、母が亡くなった時、殆んど、人にあげてしまった。

あとは、ジョンパイパーから、インスパイアーを受けた、(実は水彩のクラスで描いた)この絵。



さて、私は、招待する人に困ったけど、何とか、私のピアノの生徒さんやその家族が来てくれることになっている。
私たち以外には、あと3名、出展者がいる。

年配の方たちだが、船の絵を主に描く、ターナーの影響を受けた水彩画を描く方と、あと一人の方も水彩画を描く方で、どちらも、素晴らしい作品を出展されている。

こんな上手な方たちに交じって、ちょっと、私の作品は、見劣りするかもしれないけど、これも個性だから、と思うことにしている。

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