風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

Helloweenの日、Brightonに行きました。

2023-11-02 17:32:37 | 海外生活

今日は、酷いお天気、Storm(嵐)です。
フィットネスクラスを予約していますが、行けるかどうか?(幸い、嵐は、そこまで酷くなく、行くことが出来ました)
時速60マイルと言われています。

私が一番酷いストームの日に出かけなければなかなかったのは、2014年、ABRSMの試験のG8に合格して、CertificateをBrightonの先生の所に取りに行かなければならなかった時、ちょうど、12月のクリスマス前でした。この後、先生はすぐに、旅立つとのことで、この日しか、なかったのです。
この日は、時速80マイルのストームで、帰りの電車が止まりました。
夫と喧嘩したこともあり、この日は、Brightonのホテルを予約していました。
先生のお宅から、10分くらいの距離です。
この距離が、恐ろしかった。(;゚Д゚)

海岸沿いにあるホテル付近の風と言ったら、言葉で言い表せないくらい、すごかった。
前に1歩も進むことが出来なかいほど。
カートのバッグを持ってきたけど、それが風に飛ばされそうになり、必死で引っ張っていたけど、空中に浮きあがったままと言う状況でした。

その夜、食べる物もなかったので、レストランも閉まっているので、大急ぎで近くのコンビニで簡単なものを買って行きました。

この日の凄じい体験は忘れられません。
しかし、自分ながら、よく辿り着けたなあと感心するばかりです。
他に避難する場所もなかったので仕方ありません。

駅のタクシー乗り場には、先生のお宅に行く前から、すでに、たくさんの人々が行列をなしていました。

ホテルに辿り着く、あと20メートルという所が難関でした。
壁づたいに、空中に舞い上いあがるバッグを左手で、握りしめ、必死に一歩ずつ前進していくしかありません。
右手で必死に壁をつたっていると、途中、同じホテルに行く女性がいて、このホテルに行くには、どうしたらいいのと聞いてきました。
私もここに行くのよ、と言いました。
この彼女も必死で、壁づたいに、ホテルに辿り着こうとしていました。

私が辿り着いたとき、同時に彼女も辿り着いていました。
ホテルの窓から見る光景も凄まじいものでした。
雨が濁流となって、流れていきます。
すごい轟音と共に。
歩いてる人は誰もいません。

よくもまあ、辿り着けたものだと思います。

どうしても、年内に、Certificateを手にしたかったのと、忙しい先生に郵便で送ってくださいと言えなかったのです。
この先生は、かなり有名な先生でした。Wikipediaにも掲載されているくらいですから。でも、とても良心的な先生で、いつも、時間より長く教えてくれたり、どんな難しい曲も、初見で弾いて見せてくれました。

しかし、先生はこの日、申し訳ないけど、車を持っていないので、ホテルまで、送ってあげることが出来ないんだと言いました。(先生はお金持ちで、素晴らしいアパートメントに住んでおられますが、車は持っておられませんし運転もされないようです)

せめて、先生のお宅から、タクシーを呼べばよかったと後悔しましたが、僅かな距離なので、大丈夫かなと思った自分が甘かったです。
時速80マイルというのは、時速128キロです。

ホテルでは、窓側(海岸側)の部屋は、風の音が凄かったので、部屋を変えてもらいました。
確か、お客さんがいないので、スイートルームだったような気がします。
その夜はリラックスできました。室内スイミングプールもあったので、泳いだ記憶があります。

翌朝は、まだ電車が動いていなかったので、バスでイーストボーンまで70分の距離を帰りました。

さて、おととい、10月30日は、Helloweenの日でしたが、楽譜や、生徒さん用の五線譜を買いたくて、Brightonに行こうと思い立ち
駅で切符を買って、電車に乗り込もうとしたところ、行先が、Brightonではなく、Frightonになっていました。駅員さんにブライトンに行く電車は、どれですか?と確認したところ、この電車だというので、スペルを間違えたのかと思いましたが、よくよく考えると、今日は、ハロウィンの日、これは、ジョークだと気づきました。(;'∀')

Frighten(ぞっとさせる)な~~んだ、ジョークか?!
しかし、英語のよくわからない人だったら、ちょっと、戸惑ってしまいますね?(;^_^A

しかし、以前あったBrightonの駅の近くの、Music Shopは、今年の4月にクローズダウンしたとのことでした。

いろんなお店がクローズダウンしています。レストラン、パブや、デパートメントストア、大きな理由は、賃貸料(家賃)がものすごく高くなっていると言うことがあります。

イーストボーンも、殆んどのお店がクローズダウンして、代わりにチャリティショップになっています。チャリティショップは、税金を払わなくてよいのか、家賃も政府の補助で安くなるのか、こんなお店ばかりで、本当にうんざりしてしまいます。
普通のビジネスが出来ないと言うこと自体、問題だと思います。

この日は、Brightonからバスに乗ってHove方面の楽器店まで行きました。
どうしても、Amazonなどで買うと中身が見れないので、やはり、中身を見たかったのです。






ブライトンの駅前の風景。

この日は、Brighton在住の友人(最近、お友達になった人です)と一緒にランチをすることになりました。彼女は一緒にバスに乗って、楽器店まで、つきあってくれました。

Brightonのバスサービスの良さには、驚きました。
頻繁にバスが来る上、時間通り遅れることなく、バスが来ます。
それに、シニアなので、バス代は無料、乗り放題です。(^^)/

シニアで、ただ乗りで、申し訳ないなあと思いながら、バスに乗る前にバスパスをスキャンすると、運転手さんが、無料の乗客なのに、Thank youと言ってくれます。

この日ほど、バスパスが有難いと思ったことありません。
合計6回も乗りました。どこでも行き放題です。
バスパスはイギリス国内どこでも使えるんだそうです。(*^_^*)

楽器店で楽譜を何冊か購入した後、バスに乗って、友人がお勧めの日本食レストランに連れて行ってくれました。
Portsladeという場所です。電車の駅も、すぐです。





フレンドリーなスタッフ、そしてリーズナブルで美味しいランチに感激しました。



私が頼んだのはエビ入りの巻きずしです。巻きずしが食べたかったので満足でした。
巻きずしは、9ポンドほど、みそ汁は3ポンド、合計11ポンドと、とてもリーズナブル。
お腹も満たされました。美味しかったです。
やはり、外国人経営のレストランとは違って、ていねいな、行き届いたサービスがありました。
ウェイターの若い男性は、笑顔の素敵な、三浦春馬さんに似たイケメンさんでした。(笑)

その後、楽譜を買っただけで、五線紙を買うのを忘れてたので、またバスで、楽器店に戻り、購入しました。この五線譜も、Amazonでは買えません。

そして、さらにバスを乗り継ぎ、友人のお宅にお邪魔させていただきました。

古い素敵なお家で、築100年だとのことです。
家賃が高くなったので引っ越ししないといけないとのことでした。
2 bed roomで、1か月、1100ポンド(約20万円とのこと)やはり、イーストボーンより、かなり高いです。
それゆえ、ホームレスの人々も増えている感じがします。

イーストボーンの街の中心地、公共トイレの付近は、ホームレスが、たむろしていて、時には、麻薬中毒者のような、目つきの悪い連中もいるので、公衆トイレに入る時は注意が必要です。



帰りは、またBrightonに戻り、日本食料品店で、少しだけ買い物して、夫の好きな、しめ鯖も買い、帰路に着きました。
この日は幸い、お天気は良かったのですが、夕方から雨、夫が駅まで迎えに来てくれたので助かりました。



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