セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

詩吟朗詠会

2009-04-19 | セカンドライフ
                 駅前のロータリー、きれいに手入れされたお花

先輩の所属する詩吟・錦城会の30周年記念大会にご招待頂き
大先輩と二人で伺った。
広い会場に満席のお客様。立ち見客も外に溢れていた。
区長が来賓の挨拶をしたり一寸親近感を持った。

歴史の有る詩吟は昔「富士山」(始める時習う曲)を詠った位で
それ程魅力を感じずにいた。

先輩は大師範と言う立場で沢山の生徒さんを持ち活躍されている。
何回か「みどり会」の集いで詠って頂いたのでその上手さは分かっていた。
舞台上で「本能寺」を吟じた際には場内水を打った様に観客も聴き入った。

まさに職人の咏。

そのグループは3万人の会員を数える。彼女は5本の指に入ると言う程の 
実力の持ち主。
力強い身体中から響き渡るその声は聴く人に心地良ささえ与える。
最後に「太田道灌」を舞ったがかっこよさに見入ってしまった。

伴奏は尺八、琴、他の演目では琵琶が加わった豪華なもの。
尺八は音色が会場を一回りして私の耳に届くような柔らかい調べだった。

昔から何でも器用にこなす方では有ったが正式に呼んで頂いたのは初めて。
詩吟の素晴らしさを再確認した。残念!遅すぎ。

日本の文化、後世に残して欲しい1つだ。

終了してから会食の場を用意して下さり移動した。
初対面の方々とも演奏の内容や故郷の話などで盛り上り
いつに無い変わった楽しさも味わえた。
ボイストレーニングより余程詩吟の方健康に良く、為に成りそう


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