セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

辻井伸行さん 快挙

2009-06-09 | セカンドライフ
バン・クライバーンピアノコンクール国際コンクールで
全盲の辻井伸行さん(20歳)が見事優勝を手にした。

小さい頃からメディアに取上げられ取り沙汰されていたので身近には感じていたが
もう音楽大学3年生になっていたんですね。

彼の傍にはいつも素敵な、美人のお母様が付き添われていたので記憶に有った。
全盲の辻井さんは赤ちゃんの時、あんよするよりも早く卓上ピアノに触るのを
ご機嫌としていたそうだ。

と言いながらもピアニストとしては譜面を読むことは不可欠な事だが大きなハンディを抱え
どんな教育をされたのか説明されても、とても想像出来るものでは無かった。

10歳位の時はすでにコンクールなど挑戦していて存在が取り上げられていた。
いつも明るく楽しそうに可愛くコメントをしていた。

こんな明るく素直な子供さんに育てたお母さんは何て素敵で偉いと感心しきり。
お医者さんのお父様は自然で広い心で淡々と現実を受け入れ応援されていた。
目が見えないから聴力が優れていたのか研ぎ澄まされた才能。
高校生頃の彼はすでに高度なピアニストだった。

何とも言いようのない音、雑音が無く澄んだ音、自然に身体が音を奏でている様な。
聴いていても、私の何処にも力の入らない音、大曲なのに全くそれを感じさせない。
こんな時評論家はどんな言葉を用いるのだろう。神業?

お母さんは「私の子供に生まれてくれて有難う」とおっしゃっていて当方も胸が一杯になった。
20年の御苦労や思いが凝縮した言葉。母親としてとても重い言葉だ。

本来は誰でもこのようにご自分の子供に声を掛けてあげたいところだ・・・。
全盲の、ハンディを持ったというのが代名詞となっていたが今後はバイクライバーンの
優勝者と紹介されることだろう。
前例のない優勝、日本の誇りでもありますね。

クライバーン氏にハグをされ両手をひらひらさせ喜びを現わしていた。
今までの最高の笑顔だった。本当におめでとうございます。
これからも不思議な音を奏でて下さい。
又ベートーベンの熱情を聴きたい。ブラボー!!

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