セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

世田谷区・五島美術館

2013-06-09 | セカンドライフ
東京急行電鉄、他のグループを持つ東急コンツェルンの創始者五島慶太氏の収集した国宝・重要文化財等を保存している美術館として有名。美術館の広大な庭園から斜めの崖を下ると多摩川が流れている。崖も含めて庭園として開放している。

こぶしの花が咲く頃TVニュースで「東急美術館の庭園のコブシが咲きました」と朝七時のNHKニュースで流したので、駆けつけた事があった。勿論今回は全く見かけられなかったが、今は季節は変わり紫陽花、アヤメの頃となった。
しかし水不足の為、どちらも咲いていると言えない貧弱さだった。池の水も濁って、大きなコイもカメラに撮るのも気が引ける程だった。
最近迄、改築していて、広い庭の散歩しか出来なかったが、完成し「近代の日本書画展」を開催していた。今回は鎌倉時代の仏像、近代の日本画が二部屋に飾られていた。展示室の真ん中には、中国の硯、墨、石(文鎮)、大理石の落款等欲しい人には足を止めさせるような、立派な品々が展示されていた。

日本画は、横山大観、川合玉堂、前田青邨画伯等のスッキリと日本画らしい絵画が並んでいた。どれも変え難い力作ばかりと思われる。商売の成功で大富豪になった創始者と二代目は芸術品を眼の色を変えて集めたと伝説になっている。
実際こうして国宝級の物を美術館で保存して置いて呉れるのが一番安全、安心と思われるので、オークション等の対象にするより遥かに健全な気がする。
心落着く日本画、最近興味を持ち好きになっている。

庭園内

    

     

     

         
子供の頃はすかんぽの花と言っていたが今はホタルブクロって呼ぶらしい。白、ふじ色、紫、ピンク色などを見かける。

        

      

   実際は相当数庭に置かれている。

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