お腹も十分満たされてゆっくり参拝する事にした。
永平寺と言えば、大晦日NHKゆく年くる年ではお馴染の、そう永平寺さん。暮れの映像なのでしんしんと冷えて究極の寒さ感じる。
キーンと冷えた杉木立の中を、除夜の鐘がご~んとなり渡る。心が洗われる様なすんだ音が思い出される。
永平寺
1244年道元禅師によって開かれた座禅修行の道場。
大本山永平寺は、高祖道元禅師(コウソ ドウゲンゼンジ)により開かれた。
(福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗大本山)
約760年の歴史を誇る永平寺は、現在も常に200余名の修行僧が日夜修行に励んでいる。
四囲の老杉や谷川のせせらぎにも禅の奥深さが感じられ、訪れる人びとは、おのずと襟を正す。
何か背筋がピーンと伸びる感じがするから不思議。
修行僧の多さでも話題になるが、今日は大授戒会と言う行事のために、沢山の修行僧さん達があちらこちらで労働(作務)をしている。
障子の張り替えやら、備品のお掃除やら既に新年を迎えるかのような大がかりなお掃除風景。
しかし足元を見ると、大雪の名残りがそこここに有り、先ずその寒さから震えてしまう。
勿論私達は、十分着込んでいるので問題は無いが友達は「寒い所じゃないと修行にならないからね」と当然の様に言う。
その他にも相当な修行の辛さを聞いている。ある程度修行をし親御さんとの面会の許可が下りた時、訪ねて行くと、げっそり痩せた息子さんを見て帰り道、耐えられなくて涙を流したと言っていた友もいたっけ。
相当に厳しい修行で、お掃除なんて言うのはなんの事も無いそうだ。確かにそうかもしれないわね。雪深い所で、修行なんだもの・・・・。
雪の残る中作業をする修行僧さん達、あちらこちらに、ご苦労さまです
食事、睡眠お風呂に入る事まで、全てが修行なんだそう。
建築技術の美しさが良く分かる場所
大晦日・馴染みの鐘楼堂
歴史ある杉木立
傘松閣(サンショウカク)の見所は、2階大広間の絵天井。
156畳敷きの広間の天井に、 川合玉堂、伊東深水など144名の著名な画家によって描かれた花鳥彩色画230枚が並んでいる。
宿に帰ってから、案内書を読んで分かった事。
【瓦志納についてのお願い】
永平寺は非常に雪の深い所です。そのため毎年多くの屋根瓦を取り替えなければなりません。
参拝の方々に瓦修復の御志納金をお願いして居ります。一口千円から・・・・・・。
残念だわ、気が付かなかった、ご免なさい。
空は快晴
宿に着くと、琵琶湖に沈む夕日が目に入って来た。
宿の前の公園は、満開の桜に囲まれている。
宿に着くと、琵琶湖に沈む夕日が目に入って来た。
宿の前の公園は、満開の桜に囲まれている。
御旅行ですね。永平寺だけでもうそれが
分かります。お蕎麦もおいしそう・・。
またホテルも良いところにあるのですね。
夕日が素敵・・。
永平寺さんに行きながら、おそばとごま豆腐で満足してしまったのが、私の軽い所なんですよね。
でも美味しかったですよ。
観光よりグルメに比重が行ってしまい、学習する気が失せてまずい。何とか心のスイッチを入れ参道を上がりました(*^^)v
観光か、食事かってどちらも目的では有りますが・・・・。難しい選択です。
修行のつもりで一度はお泊りしてみたいな。
桜の花がある風景を見ると日本人でよかった~と思います。
宿坊の有るお寺さんって沢山有りますね。
でもね朝も早いのよ。不眠症の私には絶対無理だわ(T_T)。
お食事は精進料理かしらね、それとも粗食かな?
でも宿坊も、きっと気持ちがスッキリすると思います。
軽い修行のつもりで体験してみてね。