赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

【速報】さいとう元彦さん圧勝!、どうする?利権集団!!

2024-11-17 21:41:00 | 政治見解
【速報】さいとう元彦さん圧勝、どうする?利権集団!!




開票と同時に当確が出た!

兵庫県知事選挙は、投票箱が閉じられた瞬間、前知事のさいとう元彦さんの当確が報じられました。

たった一人からの知事選再挑戦は苦しい戦いだったと思いますが、けして県政の悪口を言わず、ひたすらこれまでの実績と未来に対する責任を語って支持の輪を広げ、組織票やメディアの悪意に負けずに頑張ってきたのは称賛に価すると思います。

彼の誠実な戦いが、兵庫県民の心をつかんだのだと思います。

当ブログでも、11月13日の『兵庫県知事選、斎藤前知事の圧勝!』で、さいとう元彦さんの圧勝予測をお届けしていましたが、この理由は、街頭演説の画像や動画から伝わってくる聴衆の数の多さと熱気が、激しくバッシングされていた小池都知事の最初の選挙のシーンとかぶって見えたからです。多分、あの時と同じ現象が兵庫県で起きていたのでしょう。


メディアはどうする?

今回の兵庫県知事選で一挙に信用を失ったのがメディアであることは間違いありません。選挙が始まる前から、既得権益の勢力と結託して、さいとう叩きを行い、選挙戦でも、かれらの期待するいなむら候補を推し続けていました。

ただ、後半になって、さいとうさんの激しい追い上げを見て沈黙に転じています。しかし、さいとうさんの優位とは口が裂けてもいいませんでした。卑怯な体質がみについているからです。

さて、メディアはあすからどういうスタンスを取るのでしょうか。まぁ、メディアが反省するということはありませんので、しれっと、さいとうさんの当選は報じるけれども、さいとうさんに相変わらず厳しいスタンスをとるのではないでしょうか。

ちょっとたとえが大きすぎるかもしれませんが、米大統領選でトランプ氏が当選しても、全米メディアの殆どがトランプ・バッシングを続けているように…。

でもそれは、ますますメディアの信用を落とすだけになります。

X(旧ツイッター)でも。投票箱が閉じられた瞬間、地元のサンテレビがさいとうさんの当確を発表し、選挙戦の模様を流していたのですが、そこで繰り広げられたのは、さいとうさんへの追及の場面ばかりで視聴者は怒り心頭に発していました。

少し、取り上げてみますと…。

やってぃーさん@yaaattty
斎藤元彦さん当確!サンテレビで速報でました。20:00ちょうどに当確。ほんとにおめでとうございます。

sayu@sayu_nt
サンテレビがまだ斎藤バッシングしているけど兵庫県民の民意は出たんや。兵庫県民は斎藤さんを支持するってことなんや いい加減にしろ!クソメディア

なおえま@naoema311
阪神ファンやし、サンテレビ好きやけど、今やっとう選挙特番 ムカつく。悪意を感じとうわ。

ピクシー💫🇺🇦安倍晋三さんは日本国民の誇りです@pixie10ole
関西のテレビ局もまだ速報は流してないけどサンテレビが特番。しかしサンテレビはこれまでの告発内容やメディアの誤報をそのまま垂れ流してる。極悪人が再選したみたいな報道。サンテレビに出稿しているスポンサーは考え直して欲しい。

ユエ@QaYp5
テレビ放送唯一してるのサンテレビ 当選確実なった瞬間のお通夜状態 そりゃ叩きまくってたのに当選したらそうなるわな🤣

サラ夕゛夕ベラレン(野菜食不可能)@sarabaataeraren
サンテレビさん、この期に及んで、落ちる前提の動画流しとるやん どんだけ悔しいねん☺️

こういう報道は明日になっても続くと思います。なにせ、全メディア一押しは、いなむら候補だったのですから。メディアは、自分の立ち位置が、民意の方ではなかったことを深く恥じ入るべきです。


【開票前】の時点でも、兵庫県民はメディアの不誠実さをなじっています。Xを引用します。

ぼっさん︎ ︎ ︎ ︎ ︎🇯🇵 𝕏@0_BossS
民意なのか組織票なのか 兵庫県民の未来の分岐点

中野五月 ❤@LunWaifu089089
この選挙の結果がどうであれ 偏向報道して斎藤さんを悪者にして叩いたマスコミ、テレビ局、新聞、百条委員会、他の候補を推薦した22人の市長達には厳しい制裁 を加える必要があると思う 
選挙に行こう!自分もこれから行くよー!この選挙の結果がどうであれ

ばぐ@bug_ishikoro
私は兵庫が好きです。今回はマスコミが何も信用できないことがわかったし、YouTube見ててよかった。誠意ある人にこそ優しい社会でありますように。

rindoumame@ri11ko33kopoha
投票してきました。マスコミ報道もYouTubeも、様々な媒体から情報を得ました。何を信じて、何を信じないか。最後は自分がどう判断するかだけ。兵庫県の発展を願います。

948@sakakick1217
期日前に投票済みです。知事は貴方しかいない。たった1人、誠実さだけを武器に既得権益に甘んじる老人達に立ち向かう貴方であるべきだ
マスコミはもう信頼を失った 民意しか信じない Xがあってよかった

ひろみ@RfFLHA3QLQgVfhM
なんか、おかしい?そう思うのは、私だけ?普段選挙に興味がないですが、いつもなら、出口調査で、oo候補者優勢とかニュースで出てきますよね?なんで、マスコミは、今回は、何も伝えないの?候補者が、接戦すぎ?でも いつもなら、その接戦状況もでるよね?私の勘違いですか?

Kagura@hyogo_kan
さいとう元知事の演説、現地で聞いてたけど、他候補者の悪口言うようなものではないし、頑張って仕事されてきたんだなと分かるものでした。「どうでしょうか?」って問いかけに多くの拍手 拍手👏  本当に兵庫県民の為にもう一度兵庫県知事 やってほしいです。

普通のサラリーマン@justworkerJP
選挙結果がどうであれマスコミへの不信感がさらに高まっただろう。特にこの数年でその流れは加速してして、気付く国民が増えてきているにも関わらず、これまでと同じように邁進するマスコミ。これからは真実を伝えるマスコミでなければ衰退すると思うよ。


どうする? 既得権益者たち!!

最後に、さいとうさんを追い落とそうとした既得権益者の人たちは激しい抵抗を続けると思いますが、特定の利益だけで結びついている集団ですので、それぞれの利益が一致しなくなった段階でバラバラになります。

これは左翼の運動によく見られる現象で、相反する利益の前で必ず分裂するのを度々見てきたから言えることなのです。

しかも、今回、自民党から共産党まで反さいとうだったわけですが、それぞれの追及する利益は違います。港湾利権なのか、天下り利権なのか、建設利権なのか、はたまた自治労の権益死守なのか、あまりにも利益が違いすぎるからです。

場合によっては責任のなすりあいと自分の利権だけは守ろうとする我欲ですさまじい闘争になるかもしれません。

反さいとうのみなさんは、あまり醜態を繰り広げては恥の上塗りになりますので、謙虚に反省する方向で検討する方が賢明だと思います。

北朝鮮の軍事事情

2024-11-17 00:00:00 | 政治見解
北朝鮮の軍事事情




最近の北朝鮮の動向分析です。

——北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、金正恩総書記が、ロシアと6月に締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」を批准するための政令に署名したと報じました。

この条約は、2024年6月に北朝鮮を訪問したロシアのプーチン大統領と金正恩総書記が署名し、ロシア側も9日に手続きを完了していました。武力侵攻を受けた際の相互支援を定めていて、批准書の交換により条約が発効されると、北朝鮮とロシアの関係が事実上の軍事同盟に格上げされます。

北朝鮮はロシアのウクライナ侵攻を支援し、ロシアに派兵する動きが相次いで確認されていますが、条約の発効によって、協力関係が一層強化されるものとみられます。(テレ東BIZ)―-


さて、あまり漏れてこない北朝鮮の動向について軍事専門家の分析を掲載します。(原文ママ)

最近の北朝鮮が危険であるように見えます。しかし、北朝鮮は危険ではないと、私は思っています。なぜなら彼らが今やっていることを見ると、専守防「御」体制を組んでいるだけだからです。

専守防「衛」という言葉は軍事用語にありませんが、専守防「御」という軍事用語はあります。彼らは南の韓国と交流すると、北朝鮮の体制が滅びてしまうと思っていて怖くて仕方ないのです。

それで南と繋いでいる南北道路を破壊している一方で、反チャイナとなってロシアとはものすごく仲良くしています。北朝鮮からロシアに3000名も派兵したと言っていて、全部で1万5000人くらいのその他の兵隊を送るのではないかと言われているのです。

その派遣隊に「ブリヤート大隊」という名前をつけて、ロシア側ではウクライナ戦争に派遣すると聞いています。最近の動きとして北朝鮮は親ロシア・反チャイナということで、日本や台湾にとっては良い傾向です。実際上ロシアへの北朝鮮の派兵に関して、チャイナは嫌な感情を持って批判しています。

北朝鮮は危険と言えば危険なのですけど、我々にとって危険ではないという言い方が正しいかもしれません。今の北朝鮮は専守防御の体制をとっていて、ロシアに派兵しました。それがブリヤート大隊と言って3000人くらいで編成されているそうです。その部隊が実戦の場所としてウクライナ戦争に投入されるのでしょう。

それと朝鮮半島の東側と西側にあった南北道路を爆破しました。もちろん韓国側が爆破したわけではなく、北朝鮮内の国境線に向かう道路の部分を破壊して、そこに要塞を作るそうです。要するに攻めの姿勢ではありません。攻めてくるなら道路は必要ですから、受身の姿勢になっています。これこそ専守防御の体制をとっているということです。そして、ロシアとは仲良くしていきます。今の北朝鮮は親露反中となっているのです。

この動きに対して、チャイナは望ましくないという非難声明を出しています。北朝鮮は全部で1万5000人くらいの部隊をロシアに送るのではないかと言われていますが、とりあえずブリヤート大隊の3000人くらいを送ったということです。この情報は敵対しているウクライナの方から入ってきています。

それでウクライナの方で「他国の戦争のために無駄死にするな」と書かれた朝鮮語のチラシを作って、前線で配るそうです。これに対しても中国共産党は批判しています。

これが明らかになったのは10月の半ばくらいでした。ウクライナにブリヤート大隊の3000人くらいを送り、その部隊に配属された北朝鮮人18名が脱走したとの情報もあります。北朝鮮の中には、そういう兵隊もいるでしょう。それに対して中国共産党は面白くないと言っているのです。

元々北朝鮮という国を作ったのはソ連ですから、ロシアと北朝鮮の結びつきは非常に重大なものと言えます。そして、チャイニーズとコリアンは民族的にも仲が悪くて、北朝鮮と中国は共に共産党の国でありながらも仲は良くないです。ソ連が主体で北朝鮮を押し立てて始めた朝鮮戦争が起きたときも、建国まもないチャイナとしては全然乗り気ではありませんでした。それで義勇兵という援助部隊を出そうとしなかったということです。

当時の毛沢東からすると、非常に迷惑な戦争だったと思います。自分たちは1949年に建国した直後だったので、国内情勢も落ち着かないときに近隣で戦争を始められてしまいました。しかも、朝鮮戦争を始めるかどうかということに関して、毛沢東は事前に相談を受けていません。朝鮮戦争はスターリンが始めた戦争というよりも、金日成がスターリンをけしかけて起きたような戦争です。どちらかと言うとスターリンを扇動して、彼の力も借りて一挙に韓国併合してしまおうということで始めた戦争でした。

それに対してチャイナが意地悪で、北朝鮮がやられているとき援軍を出そうとしなかったのです。これは明らかに中華思想であり、漢民族の朝鮮民族に対する差別感覚が出ていると思います。

チャイナからすると、北朝鮮がボロボロになって本当に敗北する寸前に出してやればいい、あるいは向こうから自分たちが中華帝国の方に頭を下げてきて「助けてくださいと懇願するまで助けてやらない」という傲慢さが毛沢東の決断に見えている気がするのです。

今の北朝鮮とロシアは同盟関係であると言っていいと思いますが、北朝鮮からすれば一番信頼できる後援者がロシアであると言って良いでしょう。その分、面白くないと感じる中国共産党から、それを非難する声明が出ているということです。

この北朝鮮の派兵そのものと言うより、2本ある南北道路を破壊しています。これは10月15日に道路を破壊しているということです。このことに関して、北朝鮮側は韓国の無人機(ドローン)が10月3日、9日、10日と3回にわたって平壌上空を侵犯したと主張していました。

要するに北朝鮮の防空体制は穴だらけと言っているようなものです。

繰り返しになりますが、平壌の上空に韓国のドローンが3回も侵入して飛んでいたと言っています。北朝鮮の防空体制はボロボロということですから、我々が北朝鮮の脅威を心配する必要はないのではないでしょうか。もちろんミサイルが飛んでくる危険性はありますが、それだけ国防体制も強化されていないという事になります。

それで韓国と結ぶ道路を破壊したことに対して、中国共産党としては「望ましくない」という態度を示すだけでした。