赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

千葉県の災害復旧が進まない理由 current topics(416)

2019-09-19 14:25:36 | 政治見解



current topics(416):千葉県の災害復旧が進まない理由 


千葉で起きた大規模停電、その復旧がなかなか進みません。東京電力と千葉県の対応の遅れがすでに人災化している状況です。

以下の意見が寄せられましたのでお伝えします。



千葉県の災害は異常事態です。

東京電力は危機意識がないまま、すべてを下請けにやらせています。
東日本震災以降、東京電力の役員、社員たちには当事者意識は全くありません。
あげくに東電幹部は国に責任をなすりつけようとしています。

また、千葉県知事自身は復旧を急いでいるのですが、千葉県の職員たちに知事の思いが伝わらず、
知事の思い通りに職員が動きません。
彼らは仕事能力が低いだけではなく、他人事のような意識で仕事をしています。

森田知事は県民や職員から良い知事と言われているのですが、その分職員に対する厳しさが欠けています。

大阪府や大阪市は府知事と市長が職員労組との激しい衝突までして行政改革に着手しました。
その結果として府民と市民から高い評価を得ています。
府民と市民を本当に守ろうとしたからです。


さらに千葉県では災害発生時に作動するはずの県と市町村を結ぶシステムがまともに作動しない状態です。
安易に業者にまかせっきりの体質が露呈したわけです。

すでに停電による死者も出ているのですが、一体誰が責任を取るつもりなのでしょうか。



今後については、送電の鉄塔や電柱が簡単に倒れたわけですから、無電柱化を推進する絶好のチャンスのはずです。

小池東京都知事は 大島の被害状況を視察して無電柱化を表明しています。
しかし、菅原経済産業大臣は「もっと強い電柱が必要だ」と言っていました。

東京都が提唱して進めている無電柱化にすればいいだけなのに
「無電柱化」を口にしない理由は、菅原氏が自民党都連に属する国会議員だからです。

つまり、小池都知事のやることにはことごとく反対する無能政治家だからです。
彼らは自分に良いアイデアが無いにもかかわらず、良いものを良いと言えない心の狭さがあります。


このたびの千葉県の災害は、人前でいい人を演じる政治家と、実力が無いのに虚勢を張る政治家、
巨大企業化した東電の無責任な事なかれ主義がもたらした人災であることは確かです。

最後に、原発事故当時の東電幹部に対する無罪判決は言語道断です。




  お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com【コピペしてください】

  FBは https://www.facebook.com/akaminekaz


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お知らせ【27】 | トップ | 韓国検察、曺国法相家宅捜索... »
最新の画像もっと見る

政治見解」カテゴリの最新記事