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精彩を欠く安倍内閣に危機管理をまかせられるのか
昨日の「『Go To キャンペーン』は天下の愚策」でお伝えしたように、このところの安倍内閣の政策はことごとく的外れで、しかも、安倍総理や菅官房長官の精彩が著しく欠けているように見えます。
これら一連の問題について、政界事情に詳しい友人は以下のようにコメントを寄せています。
菅官房長官の様子が変です。
やたらとムキになって東京都知事にケチをつけています。
原因は、小池都知事を敵視する東京都連の議員連中から上がる情報を鵜呑みにしているからです。
情報の質が悪いため、誰の目にもわかる幼稚な言動に終始するわけです。
また、多くの国民から疑問視されている『Go To キャンペーン』は、
二階幹事長と国土交通大臣をてこにして利権活動を進める公明党が強く推進している政策です。
菅官房長官は、『Go To キャンペーン』を本当はやりたくないようですが、
閣内不一致になることをおそれ、投げやり的に「感染防止と経済活動の両立が大事」と発言せざるを得ません。
しかし、このまま強引にGo toキャンペーンを実施すると本当に政権が崩壊します。
政権の終焉を迎える前の断末魔のように見えます。
この原因は、安倍総理が長期安定政権づくりのために、劇薬である二階氏を幹事長に登用したことが原因です。
二階氏は確かに安倍政権の長期化には力を発揮しましたが、今は、逆にその副作用の毒が党内を蝕んでいます。
さらに悪いことに、安倍総理を取り巻く側近議員は利権ばかりをむさぼる愚か者ばかりです。
このところ、安倍総理、菅官房長官が精彩を欠いているのはこのためです。
あちこちで大雨の被害が出ている中、
また、高校野球や学校行事、スポーツイベント、各種コンサートが中止になっている中、
観光産業を支援するために人の移動を促す政府方針はまさに愚策の極みと言えます。
あちこちに甚大な被害をもたらした大雨が終わり、梅雨明けすると今度は異常高温が続きます。
また、次々に台風が到来したり、地震による被害が予想されます。
自然災害とともにコロナとは別の疫病が発生する可能性があります。
コロナ対策一つとっても東京都と大阪府に大きく出遅れた政府は、
次に来る災害に対応する力はあるのでしょうか。
甚だ疑問です。
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