赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

嫌韓を煽る朝日新聞 コラム(113)

2016-01-06 00:00:00 | 政治見解



コラム(113):嫌韓を煽る朝日新聞

朝日新聞は、安倍政権下での日韓関係の改善をさせたくありません。むしろ、日韓双方の憎しみの感情を増幅させて、日韓外相会談の合意をなかったことにしたいようです。

「天皇へ謝罪要求の背景は 李明博前大統領の側近が回顧録」(ソウル=牧野愛博)
http://www.asahi.com/articles/ASHDG3VQGHDGUHBI01F.html (朝日新聞デジタル)



朝日新聞ソウル支局の牧野愛博記者の記事は、李明博元大統領が側近の回顧録の中で「天皇が韓国を訪問したければ、心から謝るのがいい」と発言した背景を紹介しています。

要は、天皇が謝罪することで日韓の歴史問題を決着させたいという韓国側の考えに、朝日新聞社が自分たちの同様の見解を重ねて示したものだと思います。

実は、この記事には悪意と作為性が潜んでいます。

朝日新聞社としては、日韓関係の改善が安部総理の手柄になることが許せないのです。わざわざ引用する必要の無いことを書き、日本人の国民感情を逆なでして、嫌韓感情が燃え上がるように仕組み、日韓外相会談を無効にしようと誘導しているのです。


また、日韓外相会談後、日本の世論は冷静に受け止めていますが、韓国マスコミは、世論の一部にはこれを破棄したいという意見があると報じています。

それに呼応して朝日新聞は、韓国の反対派の立場を代弁する形にして自分たちの「安倍政権を貶めたい」という思いを重ねているのです。


つまり、かねてからの手法と同様、朝日新聞と韓国紙がここでも連携しています。

このように朝日新聞は慰安婦問題における自らの過ちを認めず、さまざまな形で自己を正当化し責任逃れをしているのです。

朝日新聞は堂々と、慰安婦問題における報道犯罪の責任を取るべきです。




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