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鳥越氏を担いだ野党4党の責任の取り方
都知事選の名を借りて、安倍政権打倒を主目的とする運動を展開した野党4党は、
敗戦後どのようなけじめをつけるのでしょうか。
鳥越氏の落選は民進党の代表選もあり党内抗争の火種となりそうです。
民進党内では、敗因を週刊文春の記事のせいにしている幹部もいますが、
党内の大半は、欠陥や弱点だらけの鳥越氏を担ぎ出した岡田―枝野ラインに対しての不満をあらわにしています。
先の参議院選挙での敗北もあり、党分裂の危険性をはらんでいます。
今回の都知事選挙では、候補に古賀茂明氏擁立を決めていたのですが、
枝野氏や共産党の幹部が反対し、結果的に知名度のある鳥越氏を担ぎ出した経緯があります。
参議院選挙の敗北と都知事候補の人選の誤りに対す る責任は決して軽いものではありません。
当然のことながら岡田、枝野両氏はその責任を取り謝罪の上で役職を退くべきです。
一方、共産党は野党共闘を優先するあまり、
本筋を曲げて宇都宮氏を下ろしてしまうという致命的な判断ミスを犯しました。
内部的には民進党のせいにして済ますでしょうが、
それでも委員長と書記長への不信感は否応無しに高まります。
党の都合で宇都宮氏の立候補を辞退させた共産党幹部は、
判断ミスの責任を自らの役職辞任で果たすべきです。
民進党、共産党は基本的に責任を取りたがらない政党です。
自分たちにとって都合が悪くなるとその原因を全て他に求め、自らに甘い裁定を下します。
その態度が民進党や共産党への支持を下げる原因になっていることを認識しなければなりません。
税金を使って活動している国会議員である以上、
間違った政策や行動に対してはそれなりのけじめをつけて、責任逃れや卑劣な言い訳は許されません。
野党4党は、鳥越氏を擁立したことを深く恥じ、
国民に対し謝罪するとともに潔い出所進退に臨むべきです。
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